V11 入手して20年目 いろいろ目論んでいる件
どうもこんばんは。
今年の12月でV11に乗り出して丸20年になります。
改めて考えると20年ってすごいですね。オリンピック5回分です。
まあ、自分でもちょっと信じられません。
エンジン本体なんかを大きく弄るような改造はしていませんが基本的なメンテナンスとか調整、多少の改造でそれなりに好調を維持しています。
大きな整備は冬の間にやることが多くて、例にならって今年の冬も少し手を入れたいと思っています。
と、言うことでこの冬の作業についてイメトレを始めていて今回はそんな話。
もちろん、いつも通りオチはないです。
このブログは個人的な活動の記録なので。
やりたいことリストの最初はステムベアリングの交換。
前回のグリスアップからかなり時間もたっているので今回こそ交換する予定。
これまで何度かグリスアップはしていますが、開ける度にベアリングのレースの黒いスジが増えているのが気になってました。
バイク屋さんには指で触って摩耗の感触がなければ大丈夫だろうと言われていますが…
過去、何度か交換しようと思ったのですが、ここまで引っ張っていたのはせっかくならアンギュラコンタクトのベアリングにしてみたかったからです。
V11のステムベアリングはテーパーローラーベアリングでサイズ的には上下共通の外径52㎜、内径25㎜、組み立て状態の厚さが16.25㎜というものになります。
使用できるアンギュラコンタクトベアリングを探していろいろなバイクのステムベアリングのサイズを調べていたのですが、合いそうなものが見つかりませんでした。
唯一見つけたのが7205という型番のベアリング。
これは内径25㎜、外径52㎜、厚さ15㎜ということでもしかしたら使えるかも?って思って購入してみたのですが…


こういうやつを期待していたのですが、届いたものは非分解のフツーのボールベアリングっぽいやつでした。

ま、仕方ないので素直にテーパーローラーベアリングで行きます。
NTNの4T-30205という型番です。(合っているはず・・・)

ちなみに1200SPORTとかGRISOなんかのV11以降の機種もテーパーローラーみたいなので、モトグッチはアンギュラコンタクトは嫌いなのかもしれませんね。
やりたいことリストその2はタイミングチェーンの交換。
モトグッチのタイミングチェーンはそれはそれはお粗末な代物でいろいろなところで良くない評判を聞きます。
純正品はチェーンにしっかりとテンションかけられなくて、バルブタイミングをちゃんとコントロールできていないみたいです。
話を聞いた時から変えてみたかったのですが、何しろ面倒そうなんですよね。
下の図の16がタイミングチェーンでで17が問題のテンショナー。
これを外すには9のカムシャフトのギアと12のクランクのギア、それから番号ふられていませんがその下のオイルポンプのギアを外さないといけません。エンジン関係のギアなんで固く締まってそう気もします。

さらにはここにアクセスするのに下の図の15のカバーを開けないといけない訳で、カバーを開けるのも一苦労っぽい。

うーん、ハードル高そう・・・
そもそもエンジンを車載のままで作業できるのか?ってことで実車を観察してみました。
エンジン前側を占拠しているホーンとレギュレータとオイルクーラーを外してスペースを作ります。
ソケットレンチを当てているところがカムシャフトだと思うのですが、かなり厳しいですねぇ~
ギリギリでフレームの補強部材にもレギュレータのステーにも当たりませんが、インパクトレンチは使えないかもしれません。

カバーを固定するボルトを確認しますが、至る所がカツカツのギリギリでどうにかアクセスできるって感じ。
もし作業するなら六角レンチの長いソケットを買った方がよいかも。



さらにこのカバーはフレームにも締結されています。
下の写真の左下に写っているボルトがフレームとカバーを締結しているボルトです。
ボルトは抜けばよいとして、カバーとフレームは密着しているだろうからここも大変そうな感じですね。
フレームを少し広げたりしないとカバーが抜けないかもしれません。

さらにさらにカバーにサイドスタンドが固定されているので、カバーを外すとサイドスタンドも使えなくなります。
よほど作業手順を考えておかないと間違いなくはまるパターンですね。
ざっと見た感じでは排気管、ガソリンタンク、フォークやFタイヤなど外せるものは外すとして、一番の問題はフレームの補強部材を回避できるか?ですね。
始めてから車載状態では作業出来ないとなると面倒だし・・・
やっぱりハードル高そうだなぁ・・・
その他のやりたいことリストはバルブクリアランス調整、スロットルボディ清掃なんかだけど、これらは特に問題ないでしょう。
プラグもそろそろ交換時期かな。
タイミングチェーンテンショナーはどうするか悩むなぁ。
この2年ほどスッキリしなかかったファイナルケースのオイル漏れは落ち着いたようなのと運転手の賞味期限の問題もありるのでやりたいことはちゃっちゃとやりたいんですよね。
なんだけど、モトグッチのタイミングチェーンの交換とかネットで探してもほとんど参考になるような情報見つからないんですよねぇ…
まあ、手に負えそうもなければいつものバイク屋さんに頼んでもいいのかな。
早く終わらせたい気持ちもあるのだけれども、自分で作業するのであれば弄り壊さないように焦らずしっかり時間をかけるつもり。
もうちょっと考えます。
とりあえずこんな感じということで。

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今年の12月でV11に乗り出して丸20年になります。
改めて考えると20年ってすごいですね。オリンピック5回分です。
まあ、自分でもちょっと信じられません。
エンジン本体なんかを大きく弄るような改造はしていませんが基本的なメンテナンスとか調整、多少の改造でそれなりに好調を維持しています。
大きな整備は冬の間にやることが多くて、例にならって今年の冬も少し手を入れたいと思っています。
と、言うことでこの冬の作業についてイメトレを始めていて今回はそんな話。
もちろん、いつも通りオチはないです。
このブログは個人的な活動の記録なので。
やりたいことリストの最初はステムベアリングの交換。
前回のグリスアップからかなり時間もたっているので今回こそ交換する予定。
これまで何度かグリスアップはしていますが、開ける度にベアリングのレースの黒いスジが増えているのが気になってました。
バイク屋さんには指で触って摩耗の感触がなければ大丈夫だろうと言われていますが…
過去、何度か交換しようと思ったのですが、ここまで引っ張っていたのはせっかくならアンギュラコンタクトのベアリングにしてみたかったからです。
V11のステムベアリングはテーパーローラーベアリングでサイズ的には上下共通の外径52㎜、内径25㎜、組み立て状態の厚さが16.25㎜というものになります。
使用できるアンギュラコンタクトベアリングを探していろいろなバイクのステムベアリングのサイズを調べていたのですが、合いそうなものが見つかりませんでした。
唯一見つけたのが7205という型番のベアリング。
これは内径25㎜、外径52㎜、厚さ15㎜ということでもしかしたら使えるかも?って思って購入してみたのですが…


こういうやつを期待していたのですが、届いたものは非分解のフツーのボールベアリングっぽいやつでした。

ま、仕方ないので素直にテーパーローラーベアリングで行きます。
NTNの4T-30205という型番です。(合っているはず・・・)

ちなみに1200SPORTとかGRISOなんかのV11以降の機種もテーパーローラーみたいなので、モトグッチはアンギュラコンタクトは嫌いなのかもしれませんね。
やりたいことリストその2はタイミングチェーンの交換。
モトグッチのタイミングチェーンはそれはそれはお粗末な代物でいろいろなところで良くない評判を聞きます。
純正品はチェーンにしっかりとテンションかけられなくて、バルブタイミングをちゃんとコントロールできていないみたいです。
話を聞いた時から変えてみたかったのですが、何しろ面倒そうなんですよね。
下の図の16がタイミングチェーンでで17が問題のテンショナー。
これを外すには9のカムシャフトのギアと12のクランクのギア、それから番号ふられていませんがその下のオイルポンプのギアを外さないといけません。エンジン関係のギアなんで固く締まってそう気もします。

さらにはここにアクセスするのに下の図の15のカバーを開けないといけない訳で、カバーを開けるのも一苦労っぽい。

うーん、ハードル高そう・・・
そもそもエンジンを車載のままで作業できるのか?ってことで実車を観察してみました。
エンジン前側を占拠しているホーンとレギュレータとオイルクーラーを外してスペースを作ります。
ソケットレンチを当てているところがカムシャフトだと思うのですが、かなり厳しいですねぇ~
ギリギリでフレームの補強部材にもレギュレータのステーにも当たりませんが、インパクトレンチは使えないかもしれません。

カバーを固定するボルトを確認しますが、至る所がカツカツのギリギリでどうにかアクセスできるって感じ。
もし作業するなら六角レンチの長いソケットを買った方がよいかも。



さらにこのカバーはフレームにも締結されています。
下の写真の左下に写っているボルトがフレームとカバーを締結しているボルトです。
ボルトは抜けばよいとして、カバーとフレームは密着しているだろうからここも大変そうな感じですね。
フレームを少し広げたりしないとカバーが抜けないかもしれません。

さらにさらにカバーにサイドスタンドが固定されているので、カバーを外すとサイドスタンドも使えなくなります。
よほど作業手順を考えておかないと間違いなくはまるパターンですね。
ざっと見た感じでは排気管、ガソリンタンク、フォークやFタイヤなど外せるものは外すとして、一番の問題はフレームの補強部材を回避できるか?ですね。
始めてから車載状態では作業出来ないとなると面倒だし・・・
やっぱりハードル高そうだなぁ・・・
その他のやりたいことリストはバルブクリアランス調整、スロットルボディ清掃なんかだけど、これらは特に問題ないでしょう。
プラグもそろそろ交換時期かな。
タイミングチェーンテンショナーはどうするか悩むなぁ。
この2年ほどスッキリしなかかったファイナルケースのオイル漏れは落ち着いたようなのと運転手の賞味期限の問題もありるのでやりたいことはちゃっちゃとやりたいんですよね。
なんだけど、モトグッチのタイミングチェーンの交換とかネットで探してもほとんど参考になるような情報見つからないんですよねぇ…
まあ、手に負えそうもなければいつものバイク屋さんに頼んでもいいのかな。
早く終わらせたい気持ちもあるのだけれども、自分で作業するのであれば弄り壊さないように焦らずしっかり時間をかけるつもり。
もうちょっと考えます。
とりあえずこんな感じということで。

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コメント
Re: No title
こんなのあるんですねぇ…
確かに特段不具合感じてるわけじゃないんですけどね…
実際どうなんでしょうかね?
ま、もうちょっと悩みます。
2023-01-25 20:39 さばお URL 編集
No title
鉄のカムギアトレーン出てますよ!(誘惑)
ストレートカットなので煩いと思いますが。
https://woodburymotomedia.com/moto-guzzi-timing-gears-by-joe-caruso/
2023-01-24 14:04 gas URL 編集