KSR モトジムカーナ課題整理
どうもこんばんは。
前回の続き。
ここからは実際練習会に参加してみてどうなのよ?って話なんですが、今回も(いつも通り)自分用のメモです。
サーキットやオフロード走行なんかで走行会とかスクールがあるのと同じようにモトジムカーナも練習会があります。
競技団体やバイクショップが開催するような練習会や現役のジムカーナ選手が参加者を募って開催している合同練習会のようなものもあります。
それぞれ練習会ごとに特徴というか特色があって、初心者向け、とか、一定以上の経験・スキルが無いと参加できないものだといろいろです。
自分の場合は2020年にお試しで誰でも参加できる練習会に2回ほど参加したのが始まりで2021年のシーズンからタイムアタック形式の練習会に参加してます。
練習会は平日に開催されるものも土日に開催されるものもありますが、土日開催で人気の練習会は募集開始したとたんに満員御礼でキャンセル待ちになってしまったりします。
1か月とか前の開催日に対し、諸々予想しながら参加を決めること自体がかなりハードル高い。
更に申し込みの競争に勝ち抜き、参加にこぎつけるまでが一苦労です。
そんなこんなで頑張って参加した結果が↓です。
都合7回の練習会に参加してました。
このうちの何回かは平日開催の練習会を含んでいますが、それも開催日直前まで休めるか否かの調整をしながら申し込んでたりします。
No 参加日 TOPタイム 自己タイム 天候 CDI その他備考
1. 2021/06/11 1'12.610 1'35.716(131.8%) 晴 自作
2. 2021/06/24 1'24.499 1'49.100(129.1%) 曇-雨 自作
3. 2021/09/24 1'33.452 2'04.626(133.6%) 曇 POSH 肋骨骨折
4. 2021/10/27 1'27.672 1'48.197(123.7%) 雨 自作
5. 2022/04/22 0'28.215 0'33.328(118.2%) 晴 自作
6. 2022/05/21 1'05.278 1'25.175(130.5%) 曇 POSH
7. 2022/06/17 1'29.855 1'52.053(124.7%) 雨 自作
書き出してみると少ないな~って思いますね。
色々話を聞くと月1回程度の練習でシード選手(115%を切るレベル)になるのは難しいらしいです。
10000時間の法則?的なものをよく聞きますが、やはり何事もある程度の練習は必要なんですね。
当たり前か。
24か月で7回って単純返金で3か月に1回も練習指定なのでは論外ってことですね。
さて、改めて結果を並べてみるとタイム的にはほとんど成長していないことが一目瞭然です。
今後、会社辞めてジムカーナのプロを目指すとかは全くあり得ないことですけど、少しでも上手になるためにここまでの練習会で見えてきたものを書き出しておきます。
①速い人は何がどうなっているのか意味不明なんですがとにかく速い
②(今のところ)転ぶときは毎回同じ転び方をしている
③コースを覚えるのがメチャメチャ大変
④ハンドルフルロックでの8の字や回転が出来ない
⑤バイクをバンクさせられない
⑥加速が遅い
⑦ストレートのトップスピードが遅い
⑧旋回速度が遅い
⑨倒しこみと切り返しが遅い
⑩どこをどう走ればよいかわからない
⑪ブレーキングポイントと倒しこみのポイントが安定しない
・・・
①は自分以外の速い人の話なので一旦置いておきます。
②が当面の重要事項。
③は完走して記録を残せるようになるためにも真剣に考えないといけないことの気がします。
④~⑪は車両と運転技術に関するものが混在していますが、おそらくすべての要素が満遍なく不足しているのだと思います。
実際のスキルは10000時間の法則に則ってコツコツ改善するしかないのかもしれません。
この中で今回は②と③について今時点で考えていることを書き残しておきます。
②転ぶときは毎回同じ転び方をしている
まずこれ。
偏見か誤解かもしれませんが、ジムカーナやっている人なんか”転んでナンボ”的な感覚を持っている人も多い気がします。
やはり常に限界に挑戦している人たちなので、プロテクターとバンパーでガッチリ転倒対策したうえでグイグイ行く感じ。
でも個人的にはやっぱり転倒はしないに越したことないって思うのです。
いくらプロテクターをしていても怪我を100%防ぐことはできないでしょうし、実際すでに怪我しているので。
サラリーマンで趣味で楽しむ以上、怪我をして会社休むことになるような事態は絶対避けないといけないと思ってます。
話を戻すと、7回の練習会のうちNo.3の練習会で3回、No.7 の練習会で1回、合計4回転倒しています。
このうちNo.3が肋骨やったヤツですね。
転倒する状況ですが、ある程度の速度からブレーキ掛けて180°以上のターンをするパイロンにアプローチするところで転んでいます。
どんな転び方をしているかというと、
2速でパイロンに向かって走ってくる
↓
1速にシフトダウン
↓
したつもりが実はニュートラルに入っている
↓
気付かずに倒しこんでアクセルを開けるも後輪にエンジンパワーがかからず
↓
そのまま地面に落下
みたいな感じ。
これが飽きもせずに全く同じ転び方で4回。
で、今回改めて思い返してみると全部右回転で転んでいました。
これはちょっと良くない。完全に毎回同じ原因で転んでるようですね。
恐らくパイロンに向かってアプローチしながら右側に体重移動していたり上半身を進行方向(右)に向けたりする動作をしながらのシフト操作が不十分になっているのではないかと思います。
もしくは左の足先が外に向かって開いているとか。
いずれにしても右回転の時は明らかにシフトレバーの操作が不十分なんだと思います。
左回転では一度も転んでいないことを考えると原因としては確定でしょうね。
対応策としては当面の間意識してシフト操作をするようにするしかない気がしますね。
対策が「意識する」とかのレベルで物理的な改善策が無いのは仕方ないのかな…
ライディングも他のスポーツと同じということなんでしょうね…
思い切り走っている最中だと気を付けることが難しいのと、一度これをやらかすと思いきり走れなくなってしまうことが問題です。
③コースを覚えるのがメチャメチャ大変
次にこれ。
大会に出て完走して記録を残そうと思ったら短時間でコースを覚える能力を身に着けないといけません。
このコースを覚えることがまた超大変。サーキットとは全く勝手が違います。
ジムカーナの場合は180°とか360°とかハンドルフルロックで回ったりすることはよく知られていると思います。
実はもう一つ厄介なパターンがあって、一度走行した場所を戻ってきたりすることが多々あるのです。
これがコースの記憶の難易度を上げてげている気がします。
行きは180°ターンでUターン、次のパイロンでUターンで戻ってきて、最初のパイロンの隣のパイロンで360°とか540°回る、とかね。
もう走っているとすぐに迷子になってしまいます。
練習会ではコースウオークの時間でちゃんと覚えてその日の最初の走行でミスコースしないことを目標にスタートしますが間違えずに走れたことがありません。
覚えられるのは精々半分くらいまで。
最後までしっかり覚えて迷子にならずに走れるようになるにはだいぶ時間がかかります。
10回くらい走らないと覚えらえない感じですね。
つまり、大会で2本走ってタイムを競うなんて考えられないレベル。
現状では2本ばかり走っても絶対完走なんてできません。
そういう意味でも大会出たりシードだったりする人は凄いと思います。
ずっと前からどうすべ?って考えていますが、中々よい案が思い浮かびません。
場数踏むしかないのかなーと思いつつも、次からはコースウオークでこれ↓を意識しようと思ってます。
・コース上のパイロンを8の字、回転、スラロームみたいな基本パターンに分解してその順番で覚える
・立ち上がりで後輪を一番パイロンに寄せた位置を確認
→その場所からから次のパイロンの倒しこむ位置を見て向かうべき場所の景色を脳みそに刻み込む
特に2個目のヤツが重要な気がしています。
要するに次の次を意識するとか2手、3手先を読むイメージです。
まあ、こんな感じでバイクの性能とセッティングとか以前の問題で考えないといけないことが多いのです。
多分やっている人からすると基本の”き”なんでしょうが、ド素人で体力も集中力も視力もすっかり下り坂のワタクシにはそれなり大変です。
そうは言いつつも1回5000円ほどの練習会で一日中走れるというのは魅力的だし、実際面白いものなんです。
練習量の話とかどこまで目指すかとかありますが、ひとまず最大限できる範囲でやってみるかなって感じですね。
次回は8月末の練習会に申し込んでるので、そこまでにもうちょっと準備しておくつもりです。
とりあえずこんな感じということで。

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前回の続き。
ここからは実際練習会に参加してみてどうなのよ?って話なんですが、今回も(いつも通り)自分用のメモです。
サーキットやオフロード走行なんかで走行会とかスクールがあるのと同じようにモトジムカーナも練習会があります。
競技団体やバイクショップが開催するような練習会や現役のジムカーナ選手が参加者を募って開催している合同練習会のようなものもあります。
それぞれ練習会ごとに特徴というか特色があって、初心者向け、とか、一定以上の経験・スキルが無いと参加できないものだといろいろです。
自分の場合は2020年にお試しで誰でも参加できる練習会に2回ほど参加したのが始まりで2021年のシーズンからタイムアタック形式の練習会に参加してます。
練習会は平日に開催されるものも土日に開催されるものもありますが、土日開催で人気の練習会は募集開始したとたんに満員御礼でキャンセル待ちになってしまったりします。
1か月とか前の開催日に対し、諸々予想しながら参加を決めること自体がかなりハードル高い。
更に申し込みの競争に勝ち抜き、参加にこぎつけるまでが一苦労です。
そんなこんなで頑張って参加した結果が↓です。
都合7回の練習会に参加してました。
このうちの何回かは平日開催の練習会を含んでいますが、それも開催日直前まで休めるか否かの調整をしながら申し込んでたりします。
No 参加日 TOPタイム 自己タイム 天候 CDI その他備考
1. 2021/06/11 1'12.610 1'35.716(131.8%) 晴 自作
2. 2021/06/24 1'24.499 1'49.100(129.1%) 曇-雨 自作
3. 2021/09/24 1'33.452 2'04.626(133.6%) 曇 POSH 肋骨骨折
4. 2021/10/27 1'27.672 1'48.197(123.7%) 雨 自作
5. 2022/04/22 0'28.215 0'33.328(118.2%) 晴 自作
6. 2022/05/21 1'05.278 1'25.175(130.5%) 曇 POSH
7. 2022/06/17 1'29.855 1'52.053(124.7%) 雨 自作
書き出してみると少ないな~って思いますね。
色々話を聞くと月1回程度の練習でシード選手(115%を切るレベル)になるのは難しいらしいです。
10000時間の法則?的なものをよく聞きますが、やはり何事もある程度の練習は必要なんですね。
当たり前か。
24か月で7回って単純返金で3か月に1回も練習指定なのでは論外ってことですね。
さて、改めて結果を並べてみるとタイム的にはほとんど成長していないことが一目瞭然です。
今後、会社辞めてジムカーナのプロを目指すとかは全くあり得ないことですけど、少しでも上手になるためにここまでの練習会で見えてきたものを書き出しておきます。
①速い人は何がどうなっているのか意味不明なんですがとにかく速い
②(今のところ)転ぶときは毎回同じ転び方をしている
③コースを覚えるのがメチャメチャ大変
④ハンドルフルロックでの8の字や回転が出来ない
⑤バイクをバンクさせられない
⑥加速が遅い
⑦ストレートのトップスピードが遅い
⑧旋回速度が遅い
⑨倒しこみと切り返しが遅い
⑩どこをどう走ればよいかわからない
⑪ブレーキングポイントと倒しこみのポイントが安定しない
・・・
①は自分以外の速い人の話なので一旦置いておきます。
②が当面の重要事項。
③は完走して記録を残せるようになるためにも真剣に考えないといけないことの気がします。
④~⑪は車両と運転技術に関するものが混在していますが、おそらくすべての要素が満遍なく不足しているのだと思います。
実際のスキルは10000時間の法則に則ってコツコツ改善するしかないのかもしれません。
この中で今回は②と③について今時点で考えていることを書き残しておきます。
②転ぶときは毎回同じ転び方をしている
まずこれ。
偏見か誤解かもしれませんが、ジムカーナやっている人なんか”転んでナンボ”的な感覚を持っている人も多い気がします。
やはり常に限界に挑戦している人たちなので、プロテクターとバンパーでガッチリ転倒対策したうえでグイグイ行く感じ。
でも個人的にはやっぱり転倒はしないに越したことないって思うのです。
いくらプロテクターをしていても怪我を100%防ぐことはできないでしょうし、実際すでに怪我しているので。
サラリーマンで趣味で楽しむ以上、怪我をして会社休むことになるような事態は絶対避けないといけないと思ってます。
話を戻すと、7回の練習会のうちNo.3の練習会で3回、No.7 の練習会で1回、合計4回転倒しています。
このうちNo.3が肋骨やったヤツですね。
転倒する状況ですが、ある程度の速度からブレーキ掛けて180°以上のターンをするパイロンにアプローチするところで転んでいます。
どんな転び方をしているかというと、
2速でパイロンに向かって走ってくる
↓
1速にシフトダウン
↓
したつもりが実はニュートラルに入っている
↓
気付かずに倒しこんでアクセルを開けるも後輪にエンジンパワーがかからず
↓
そのまま地面に落下
みたいな感じ。
これが飽きもせずに全く同じ転び方で4回。
で、今回改めて思い返してみると全部右回転で転んでいました。
これはちょっと良くない。完全に毎回同じ原因で転んでるようですね。
恐らくパイロンに向かってアプローチしながら右側に体重移動していたり上半身を進行方向(右)に向けたりする動作をしながらのシフト操作が不十分になっているのではないかと思います。
もしくは左の足先が外に向かって開いているとか。
いずれにしても右回転の時は明らかにシフトレバーの操作が不十分なんだと思います。
左回転では一度も転んでいないことを考えると原因としては確定でしょうね。
対応策としては当面の間意識してシフト操作をするようにするしかない気がしますね。
対策が「意識する」とかのレベルで物理的な改善策が無いのは仕方ないのかな…
ライディングも他のスポーツと同じということなんでしょうね…
思い切り走っている最中だと気を付けることが難しいのと、一度これをやらかすと思いきり走れなくなってしまうことが問題です。
③コースを覚えるのがメチャメチャ大変
次にこれ。
大会に出て完走して記録を残そうと思ったら短時間でコースを覚える能力を身に着けないといけません。
このコースを覚えることがまた超大変。サーキットとは全く勝手が違います。
ジムカーナの場合は180°とか360°とかハンドルフルロックで回ったりすることはよく知られていると思います。
実はもう一つ厄介なパターンがあって、一度走行した場所を戻ってきたりすることが多々あるのです。
これがコースの記憶の難易度を上げてげている気がします。
行きは180°ターンでUターン、次のパイロンでUターンで戻ってきて、最初のパイロンの隣のパイロンで360°とか540°回る、とかね。
もう走っているとすぐに迷子になってしまいます。
練習会ではコースウオークの時間でちゃんと覚えてその日の最初の走行でミスコースしないことを目標にスタートしますが間違えずに走れたことがありません。
覚えられるのは精々半分くらいまで。
最後までしっかり覚えて迷子にならずに走れるようになるにはだいぶ時間がかかります。
10回くらい走らないと覚えらえない感じですね。
つまり、大会で2本走ってタイムを競うなんて考えられないレベル。
現状では2本ばかり走っても絶対完走なんてできません。
そういう意味でも大会出たりシードだったりする人は凄いと思います。
ずっと前からどうすべ?って考えていますが、中々よい案が思い浮かびません。
場数踏むしかないのかなーと思いつつも、次からはコースウオークでこれ↓を意識しようと思ってます。
・コース上のパイロンを8の字、回転、スラロームみたいな基本パターンに分解してその順番で覚える
・立ち上がりで後輪を一番パイロンに寄せた位置を確認
→その場所からから次のパイロンの倒しこむ位置を見て向かうべき場所の景色を脳みそに刻み込む
特に2個目のヤツが重要な気がしています。
要するに次の次を意識するとか2手、3手先を読むイメージです。
まあ、こんな感じでバイクの性能とセッティングとか以前の問題で考えないといけないことが多いのです。
多分やっている人からすると基本の”き”なんでしょうが、ド素人で体力も集中力も視力もすっかり下り坂のワタクシにはそれなり大変です。
そうは言いつつも1回5000円ほどの練習会で一日中走れるというのは魅力的だし、実際面白いものなんです。
練習量の話とかどこまで目指すかとかありますが、ひとまず最大限できる範囲でやってみるかなって感じですね。
次回は8月末の練習会に申し込んでるので、そこまでにもうちょっと準備しておくつもりです。
とりあえずこんな感じということで。

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