KSR SUS441 19.5φ+αキャブ投入
どうもこんばんは。
思い立ったのは9年前?10年前? 随分長いことかかりましたが、ようやくKSRに19.5φ+αキャブを投入しました。
KSR好きの人はみんな知っているSUS441さんのところのパーツです。
SUS441さんのパーツはクラッチ関係の部品やエキゾーストテーパーリングを使っていますが、どれも明確な目的をもって開発され実戦で結果を出した素晴らしいパーツたちです。
さらには混合化の方法や混合化後のオイルポンプの駆動ロス低減のためのオイルポンプ駆動ピンの撤去なんかは全てSUS441さんの昔のブログ記事を参考にしています。
ちなみに、SUS441さんは現在、Facebookとブログで情報を発信されていますが当初はブログオンリーでした。
そして、そのブログがメチャメチャためになる濃い内容の記事がたくさん投稿されていたんですね。
ところが、当時利用されていたブログサービスが突如終了されたことに伴ってこの有益な情報がweb上から消されてしまっています。
当時、定期的に訪問していたブログが突然消滅してしまい???って感じでした。
ご本人も相当焦ったようですが、あの貴重な情報がまさに一瞬のうちに霧散してしまったのはホントに残念なことです。
いまだにネット上で見ることができる2stKSRの情報のかなりの部分についてソースはSUS441さんの昔のブログなような気もします。
そう思うとYahooブログほかのブログサービス終了で消えてしまった情報も多いでしょうし、ネット上の情報というのもいつまでも参照できるわけでもなく、必要な情報は自分でどこかに保存しておかないといけないのかもしれませんね。
話を戻すと19.5φ+αキャブ導入についてはもう10年近く温めていたのです。
最近は人生の残り時間も少なくなってきたということもあり重い腰を上げて発注した訳です。
発注まで10年近くかかったのに比べると発注~加工~到着まではミラクルでした。
7/29 SUS441さんのネットショップへファーストコンタクト。
7/30 返信があって、その日のうちにこちらから正式に発注の意思を連絡。
8/2 静岡の工場に向けて加工用のキャブを発送。
8/12 加工完了の連絡…って、早すぎ。
こちらは夏休みのちょっとしたイベントで振り込みできず。
8/14 代金を振り込み。
そしたらその日うちに速攻発送して頂いたようで8/15(土)には既に別宅に配達されていました。
ただし、ワタシ本人はこの日の夜に自宅から別宅に移動したので受け取れず。
8/16(日)の午後に再配達で受け取りました…
夏休みもあるだろうし、加工完了は8月終わりかな?などと思っていたので全くのノーマークでした。
やっぱり1/1000秒を争うレース屋さんの仕事柄なんでしょうか。
素晴らしい対応です。
加工を終えて戻った部品です。
キャブ本体は大昔にオークションで入手したもの。
キャブの口径を18φ→19.5φに大きくするのに合わせてインマニ、リードバルブガイドの口径も拡大することが推奨されています。
こちらは大昔に新品を入手していたものを送って加工してもらいました。

インマニ、リードバルガイドは自分で加工しようかとも思いましたが、仕上がりを見るとやはりプロに頼んで正解ですね。
単純に口径を広げるだけじゃないノウハウがあるみたいですね。
部品を確認したので早速取付開始です。
右側が19.5φ+αキャブです。

こいつとガスケット、Oリング類は新品を投入しました。

リードバルブはボイセンのパワーリードに交換してあります。
リーバルブ自体と砂噛みを点検、清掃して復元しました。


このリードバルブを取り付けた時は始動性が劇的に向上してエラく感動した記憶があります。
まだ新品で買えるみたいなので予備用に追加で買っておこうかな。
ちなみにKSR-1/2のリードブロックはKX65と共通でボイセンのリードバルブもKSR-1/2、KX65が共通になっています。
とりあえずジェット類は元のVM18 と同じ設定で油面調整だけしてエンジン掛けたらサクッと始動。
パイロットジェットは#30からスタートしたんですが、パイロットスクリュー戻し回転数は1回転辺りがよさそうなところまでを確認して終了しました。
この日は発進~10㎞/hくらいまでの速度で試しただけなんですが、ほぼポン付けの状態でも明らかにトルクが厚くなった感じがして好印象です。
口径上がるから低速トルクは落ちるものかと勝手に思い込んでていたのですが、どうやらそんなものでは無いみたいです。
で、翌週末の8/22の土曜日にトミンモーターランドで行われたJAGEの練習会に行ってきました。
別宅から1時間くらいで行ける距離でしかも事前予約不要ということだったのキャブの様子を見るのに走ってみた次第です。
メインジェットはひとまず#95→#100で走ってみましたが、かなりパワフルになる印象です。
他の参加者の皆さんは超速いし、何十年ぶりかで全く思ったようには走れませんでしたが、全開、全開、ひたすら全開って感じで走れて最高でした。

途中ラジエターキャップからのお漏らしなどもありましたが、こちらは様子見。

それにしても構想十年でお願いしたら2週間って、この時間の差は何なのかと。
やることはさっさとやらないとダメだな。
変えたら変えたでセッティングをする意欲も出てくる訳で、とにかく勢いででも何かしないとイカンということか。
キャブのほうはもう少しセッティングを変えながら様子を見ようと思います。
多分、更に詰める余地はあるんじゃないかと思います。
まあ、根拠は無いですけど。
とりあえずこんな感じということで。

にほんブログ村
思い立ったのは9年前?10年前? 随分長いことかかりましたが、ようやくKSRに19.5φ+αキャブを投入しました。
KSR好きの人はみんな知っているSUS441さんのところのパーツです。
SUS441さんのパーツはクラッチ関係の部品やエキゾーストテーパーリングを使っていますが、どれも明確な目的をもって開発され実戦で結果を出した素晴らしいパーツたちです。
さらには混合化の方法や混合化後のオイルポンプの駆動ロス低減のためのオイルポンプ駆動ピンの撤去なんかは全てSUS441さんの昔のブログ記事を参考にしています。
ちなみに、SUS441さんは現在、Facebookとブログで情報を発信されていますが当初はブログオンリーでした。
そして、そのブログがメチャメチャためになる濃い内容の記事がたくさん投稿されていたんですね。
ところが、当時利用されていたブログサービスが突如終了されたことに伴ってこの有益な情報がweb上から消されてしまっています。
当時、定期的に訪問していたブログが突然消滅してしまい???って感じでした。
ご本人も相当焦ったようですが、あの貴重な情報がまさに一瞬のうちに霧散してしまったのはホントに残念なことです。
いまだにネット上で見ることができる2stKSRの情報のかなりの部分についてソースはSUS441さんの昔のブログなような気もします。
そう思うとYahooブログほかのブログサービス終了で消えてしまった情報も多いでしょうし、ネット上の情報というのもいつまでも参照できるわけでもなく、必要な情報は自分でどこかに保存しておかないといけないのかもしれませんね。
話を戻すと19.5φ+αキャブ導入についてはもう10年近く温めていたのです。
最近は人生の残り時間も少なくなってきたということもあり重い腰を上げて発注した訳です。
発注まで10年近くかかったのに比べると発注~加工~到着まではミラクルでした。
7/29 SUS441さんのネットショップへファーストコンタクト。
7/30 返信があって、その日のうちにこちらから正式に発注の意思を連絡。
8/2 静岡の工場に向けて加工用のキャブを発送。
8/12 加工完了の連絡…って、早すぎ。
こちらは夏休みのちょっとしたイベントで振り込みできず。
8/14 代金を振り込み。
そしたらその日うちに速攻発送して頂いたようで8/15(土)には既に別宅に配達されていました。
ただし、ワタシ本人はこの日の夜に自宅から別宅に移動したので受け取れず。
8/16(日)の午後に再配達で受け取りました…
夏休みもあるだろうし、加工完了は8月終わりかな?などと思っていたので全くのノーマークでした。
やっぱり1/1000秒を争うレース屋さんの仕事柄なんでしょうか。
素晴らしい対応です。
加工を終えて戻った部品です。
キャブ本体は大昔にオークションで入手したもの。
キャブの口径を18φ→19.5φに大きくするのに合わせてインマニ、リードバルブガイドの口径も拡大することが推奨されています。
こちらは大昔に新品を入手していたものを送って加工してもらいました。

インマニ、リードバルガイドは自分で加工しようかとも思いましたが、仕上がりを見るとやはりプロに頼んで正解ですね。
単純に口径を広げるだけじゃないノウハウがあるみたいですね。
部品を確認したので早速取付開始です。
右側が19.5φ+αキャブです。

こいつとガスケット、Oリング類は新品を投入しました。

リードバルブはボイセンのパワーリードに交換してあります。
リーバルブ自体と砂噛みを点検、清掃して復元しました。


このリードバルブを取り付けた時は始動性が劇的に向上してエラく感動した記憶があります。
まだ新品で買えるみたいなので予備用に追加で買っておこうかな。
ちなみにKSR-1/2のリードブロックはKX65と共通でボイセンのリードバルブもKSR-1/2、KX65が共通になっています。
とりあえずジェット類は元のVM18 と同じ設定で油面調整だけしてエンジン掛けたらサクッと始動。
パイロットジェットは#30からスタートしたんですが、パイロットスクリュー戻し回転数は1回転辺りがよさそうなところまでを確認して終了しました。
この日は発進~10㎞/hくらいまでの速度で試しただけなんですが、ほぼポン付けの状態でも明らかにトルクが厚くなった感じがして好印象です。
口径上がるから低速トルクは落ちるものかと勝手に思い込んでていたのですが、どうやらそんなものでは無いみたいです。
で、翌週末の8/22の土曜日にトミンモーターランドで行われたJAGEの練習会に行ってきました。
別宅から1時間くらいで行ける距離でしかも事前予約不要ということだったのキャブの様子を見るのに走ってみた次第です。
メインジェットはひとまず#95→#100で走ってみましたが、かなりパワフルになる印象です。
他の参加者の皆さんは超速いし、何十年ぶりかで全く思ったようには走れませんでしたが、全開、全開、ひたすら全開って感じで走れて最高でした。

途中ラジエターキャップからのお漏らしなどもありましたが、こちらは様子見。

それにしても構想十年でお願いしたら2週間って、この時間の差は何なのかと。
やることはさっさとやらないとダメだな。
変えたら変えたでセッティングをする意欲も出てくる訳で、とにかく勢いででも何かしないとイカンということか。
キャブのほうはもう少しセッティングを変えながら様子を見ようと思います。
多分、更に詰める余地はあるんじゃないかと思います。
まあ、根拠は無いですけど。
とりあえずこんな感じということで。

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