V11 純正ECUの気圧センサ動作確認とセルモータ回らずを修理した件
どうもこんばんは。
GuzziDiagを使いだしてからずっと気圧センサがちゃんと動いていないんじゃないかって気がしていました。
晴れの日も曇りの日もだいたい見るといるも1026とか1030とかの値が表示されていたんです。
GW開けて最初の週末、世の中はまだ緊急事態宣言中でしたが人と接触しないつもりで気圧センサの動作確認に行ってきました。
向かったのは茨城県最高峰、八溝山(やみぞさん)。
茨城県と福島県の県境にある標高1022mの山です。
朝、平地(別宅)でGuzziDaigの表示を確認。
天気は晴で1038hPaと表示されました。

出発してからR349を北上、R461でいったん栃木県に入ってから県道K321からアプローチします。
山頂付近の駐車スペースに到着。なかなか山深い場所です。
この辺りは阿武隈高地の南端で関東と東北の境なんですね。

エンジン切ってGuzziDiagを再接続、確認すると…

919hPaと表示されました。標高は982m。
気圧センサ、ちゃんと動いてました。Marelliよ、疑ってすまん。
用事が済めば長居は無用ということで帰ろうと思ったのですが、セルボタンを押してもセルモータが回りません。
…もうね、何年も乗っているのでちょっとやそっとでは驚きません。
この時は真夏の国道でセルが回らず速攻でレッカーを呼びましたが、今のワタシにとってはセルボタンでセルが起動しないなど何の障害にもなりません。
なぜならばセルモータのリレーとバッテリを直結してセルを回す技を会得したから。
車載工具として常備しているショートクリップ(要するに電線)でバッテリとセルのリレーを直結してあっさりとエンジンの始動に成功。
この後はエンジンを一度も停めずに一目散に帰宅しました。
帰宅してからチャッチャと準備してチェック開始です。
リレーは生きているようです。

コイツが生きていればあと怪しいのはクラッチのマイクロスイッチになります。
バラしてみるとスイッチ周りに結構汚れが溜まっていました。
汚れて動きが悪くなっていたのが原因だったようです。
こちらはクラッチマスターのマイクロスイッチの取付け部の写真です。
ちなみにこの写真は掃除後で掃除前は撮り忘れました。
この黒い部品の反対側がクラッチレバーで押さえられているのですが、レバーを握ると押さえている部分が移動し、黒い部品がフリーになります。

黒い部品がフリーで動くようになるので、マイクロスイッチの白い部品が黒い部品を押しながら飛び出します。
白い部品が飛び出すとマイクロスイッチがON、つまり内部で導通するのでセルモータが回るようになります。

クラッチレバーを握らないと黒い部品は写真の位置に留まるために、白い部品が押し込まれた状態となります。
これがOFFの状態で、セルボタンを押してもセルは回りません。

今回の事象は全く掃除をしていない→クラッチを握っても黒い部品が動かない→白い部品が押し込まれたまま→マイクロスイッチがOFFのまま→セル回らずっていう現象でした。
やれやれ。
チェックと復旧は1時間ほどで完了しましたが、微妙に時間と手間を取られますね。
それにしてもこのマイクロスイッチは新車から一度も交換していませんので、そろそろ交換いた方がよいかもしれません。
クラッチのスイッチの件は余計でしたが、この日のメインのお題目だった気圧センサの動作確認ができて、やる気が出てきました。
もうしばらくしたら大手を振っていろんな場所を走れると思いますが、その時のためにもセッティングを急ぐことにしますかね。
とりあえずこんな感じということで。

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GuzziDiagを使いだしてからずっと気圧センサがちゃんと動いていないんじゃないかって気がしていました。
晴れの日も曇りの日もだいたい見るといるも1026とか1030とかの値が表示されていたんです。
GW開けて最初の週末、世の中はまだ緊急事態宣言中でしたが人と接触しないつもりで気圧センサの動作確認に行ってきました。
向かったのは茨城県最高峰、八溝山(やみぞさん)。
茨城県と福島県の県境にある標高1022mの山です。
朝、平地(別宅)でGuzziDaigの表示を確認。
天気は晴で1038hPaと表示されました。

出発してからR349を北上、R461でいったん栃木県に入ってから県道K321からアプローチします。
山頂付近の駐車スペースに到着。なかなか山深い場所です。
この辺りは阿武隈高地の南端で関東と東北の境なんですね。

エンジン切ってGuzziDiagを再接続、確認すると…

919hPaと表示されました。標高は982m。
気圧センサ、ちゃんと動いてました。Marelliよ、疑ってすまん。
用事が済めば長居は無用ということで帰ろうと思ったのですが、セルボタンを押してもセルモータが回りません。
…もうね、何年も乗っているのでちょっとやそっとでは驚きません。
この時は真夏の国道でセルが回らず速攻でレッカーを呼びましたが、今のワタシにとってはセルボタンでセルが起動しないなど何の障害にもなりません。
なぜならばセルモータのリレーとバッテリを直結してセルを回す技を会得したから。
車載工具として常備しているショートクリップ(要するに電線)でバッテリとセルのリレーを直結してあっさりとエンジンの始動に成功。
この後はエンジンを一度も停めずに一目散に帰宅しました。
帰宅してからチャッチャと準備してチェック開始です。
リレーは生きているようです。

コイツが生きていればあと怪しいのはクラッチのマイクロスイッチになります。
バラしてみるとスイッチ周りに結構汚れが溜まっていました。
汚れて動きが悪くなっていたのが原因だったようです。
こちらはクラッチマスターのマイクロスイッチの取付け部の写真です。
ちなみにこの写真は掃除後で掃除前は撮り忘れました。
この黒い部品の反対側がクラッチレバーで押さえられているのですが、レバーを握ると押さえている部分が移動し、黒い部品がフリーになります。

黒い部品がフリーで動くようになるので、マイクロスイッチの白い部品が黒い部品を押しながら飛び出します。
白い部品が飛び出すとマイクロスイッチがON、つまり内部で導通するのでセルモータが回るようになります。

クラッチレバーを握らないと黒い部品は写真の位置に留まるために、白い部品が押し込まれた状態となります。
これがOFFの状態で、セルボタンを押してもセルは回りません。

今回の事象は全く掃除をしていない→クラッチを握っても黒い部品が動かない→白い部品が押し込まれたまま→マイクロスイッチがOFFのまま→セル回らずっていう現象でした。
やれやれ。
チェックと復旧は1時間ほどで完了しましたが、微妙に時間と手間を取られますね。
それにしてもこのマイクロスイッチは新車から一度も交換していませんので、そろそろ交換いた方がよいかもしれません。
クラッチのスイッチの件は余計でしたが、この日のメインのお題目だった気圧センサの動作確認ができて、やる気が出てきました。
もうしばらくしたら大手を振っていろんな場所を走れると思いますが、その時のためにもセッティングを急ぐことにしますかね。
とりあえずこんな感じということで。

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コメント
Re: No title
がんばって追い込めばMY16と同じくらいにはなりますかね?
オリジナルを設定したグッチのエンジニアには申し訳ないですが全部公開してダメ出ししちゃいますw
リレーだけじゃなくてクラッチのマイクロスイッチも予防交換必要かもしれませんね。
2020-05-21 23:07 さばお URL 編集
No title
リレー、うちのも最近パナにしましたw
2020-05-21 14:43 gas URL 編集