KSRメーターケーブルクランプの修理 ロウ付けに挑戦
以前から試してみようと思っていたロウ付けでKSRの部品を修理してみました。
修理したのはメーターケーブルのガイドというか位置を規制する部品でパーツリストでは「クランプ,ケーブル」となっているやつです。
こんな感じで溶接部分で破断してしまっていました。

ちなみに2018年7月の現時点でカワサキのサイトでパーツ検索をすると↓の感じ。
KSR-Ⅱ … 92170-1180 クランプ,ケーブル 販売終了
KSR-110 … 92171-0019 クランプ,ケーブル \518(税込)
KSR-PRO … 92173-0834 CLAMP,METER CABLE \659(同)
KSR‐Ⅱ用はKSR-110の部品に統合されたんじゃないかな。KSR-PRO用は少し形が違うようです。
どちらにしても問題なく使えそうなんですが、今回は修理を選択。
なぜならば、単にやってみたかったから(笑)。
ロウ付けをするには、とにもかくにもロウ棒とフラックスがないと話になりません。
近所のホームセンターで調達しましたが、フラックスと合わせて約3500円。
KSR-110用なら余裕で新品が6個買える値段です。すごい迷いましたが、好奇心が勝ってお買い上げ。

早速準備をします。
ロウ付け部分の表面を整えるための花咲かGの錆びとり剤、紙やすり&真鍮ブラシとパーツクリーナー、それからロウ付け作業用にパワートーチ、今回購入のロウ棒とフラックス。

写真に写っているものを全部一度にそろえると8000円越えちゃいますね。
どう考えても経済的に合理性はないですが、でもいいんです。
なぜなら、やってみたいから(笑)。
後は万が一に備えて水を入れたバケツとロウ付け後にフラックスを落とすためのお湯を張ったバットを用意してスタートです。
まずは錆び取り剤と紙やすりを使って表面をきれいにします。とりあえずこのレベルでやってみます。

クリップで留めて、フラックスを塗ります。
ロウ棒の取説には耐火煉瓦を使えという指示がありましたが、今回は花壇を作った時のあまりでいきます。

ここで、ガストーチに点火。
破断部を加熱します。
すぐにフラックスの水分が蒸発するのですが、そのまま加熱を続けると再度液体になって沸騰したようになります。
ここでロウ棒を破断部に当てて溶かしていきます。
2~3回に分けて継ぎ足す感じになってしまいましたが、何とかロウ棒が溶けて破断部が付いた感じになったので加熱終了。
その後に準備しておいたお湯の中で、真鍮ブラシでこすってフラックスのカス?を落とします。

完成です。
どうでしょう?

破断部に隙間が残った感じになっているのは熱の入れ方が不十分で、ロウ棒の供給も足りなかったのかもしれません。

こちら側はきれいについてると思います。

メッキが変色しちゃったので、これは缶スプレーででも塗るつもりです。

クリップは熱で完全に変形してしまいました。加熱中に張力がなくなって部品から脱落。
次回何かやるときは別の方法を考えないといけませんね。

今回の作業でロウ棒5㎝程消費しました。

肝心の仕上がりの結果ですけど、かなりガッチリついています。
メーターケーブルの位置を保持するくらいなら全然問題ないレベルですね。
ロウ付けおそるべし。
やってみた感想ですけど、初めての割にはうまくいったかな。個人的には70点くらいで合格レベルです。
作業自体は思ったよりも簡単でした…と思えるのは下地処理をちゃんとやったからかもしれません。
やっぱりこの手の作業はいかに準備をするか、ロウ付け面の処理が重要なんだと思います。
ロウ付け自体の時間は5分かそこらで、さび落としとか磨いている時間の方が全然長かったです。
何事も段取り八分、準備が大切ということですね。
はっきり言って新品買った方が賢いと思いますが、また、新たな技を知ることができたので十分満足。
プライスレスのプチ修理でした。
とりあえずこんな感じということで。
修理したのはメーターケーブルのガイドというか位置を規制する部品でパーツリストでは「クランプ,ケーブル」となっているやつです。
こんな感じで溶接部分で破断してしまっていました。

ちなみに2018年7月の現時点でカワサキのサイトでパーツ検索をすると↓の感じ。
KSR-Ⅱ … 92170-1180 クランプ,ケーブル 販売終了
KSR-110 … 92171-0019 クランプ,ケーブル \518(税込)
KSR-PRO … 92173-0834 CLAMP,METER CABLE \659(同)
KSR‐Ⅱ用はKSR-110の部品に統合されたんじゃないかな。KSR-PRO用は少し形が違うようです。
どちらにしても問題なく使えそうなんですが、今回は修理を選択。
なぜならば、単にやってみたかったから(笑)。
ロウ付けをするには、とにもかくにもロウ棒とフラックスがないと話になりません。
近所のホームセンターで調達しましたが、フラックスと合わせて約3500円。
KSR-110用なら余裕で新品が6個買える値段です。すごい迷いましたが、好奇心が勝ってお買い上げ。

早速準備をします。
ロウ付け部分の表面を整えるための花咲かGの錆びとり剤、紙やすり&真鍮ブラシとパーツクリーナー、それからロウ付け作業用にパワートーチ、今回購入のロウ棒とフラックス。

写真に写っているものを全部一度にそろえると8000円越えちゃいますね。
どう考えても経済的に合理性はないですが、でもいいんです。
なぜなら、やってみたいから(笑)。
後は万が一に備えて水を入れたバケツとロウ付け後にフラックスを落とすためのお湯を張ったバットを用意してスタートです。
まずは錆び取り剤と紙やすりを使って表面をきれいにします。とりあえずこのレベルでやってみます。

クリップで留めて、フラックスを塗ります。
ロウ棒の取説には耐火煉瓦を使えという指示がありましたが、今回は花壇を作った時のあまりでいきます。

ここで、ガストーチに点火。
破断部を加熱します。
すぐにフラックスの水分が蒸発するのですが、そのまま加熱を続けると再度液体になって沸騰したようになります。
ここでロウ棒を破断部に当てて溶かしていきます。
2~3回に分けて継ぎ足す感じになってしまいましたが、何とかロウ棒が溶けて破断部が付いた感じになったので加熱終了。
その後に準備しておいたお湯の中で、真鍮ブラシでこすってフラックスのカス?を落とします。

完成です。
どうでしょう?

破断部に隙間が残った感じになっているのは熱の入れ方が不十分で、ロウ棒の供給も足りなかったのかもしれません。

こちら側はきれいについてると思います。

メッキが変色しちゃったので、これは缶スプレーででも塗るつもりです。

クリップは熱で完全に変形してしまいました。加熱中に張力がなくなって部品から脱落。
次回何かやるときは別の方法を考えないといけませんね。

今回の作業でロウ棒5㎝程消費しました。

肝心の仕上がりの結果ですけど、かなりガッチリついています。
メーターケーブルの位置を保持するくらいなら全然問題ないレベルですね。
ロウ付けおそるべし。
やってみた感想ですけど、初めての割にはうまくいったかな。個人的には70点くらいで合格レベルです。
作業自体は思ったよりも簡単でした…と思えるのは下地処理をちゃんとやったからかもしれません。
やっぱりこの手の作業はいかに準備をするか、ロウ付け面の処理が重要なんだと思います。
ロウ付け自体の時間は5分かそこらで、さび落としとか磨いている時間の方が全然長かったです。
何事も段取り八分、準備が大切ということですね。
はっきり言って新品買った方が賢いと思いますが、また、新たな技を知ることができたので十分満足。
プライスレスのプチ修理でした。
とりあえずこんな感じということで。
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