V11 金精峠で危機一髪 … 結果、無事でした
どうもこんばんは。
ファビオ・クアルタラロがチャンピオンを取ったみたいですね。
今シーズンはほとんどMotoGP見てなくてツナギのファスナー開けちゃった事件の結末知らないのですが、何はともあれおめでとうございます。
来年は日本でGP開催できるといいなあと思います。
さて、この前の土曜日の話です。
骨折の痛みもほぼなくなったので久しぶりにV11で走ってきました。
日光で紅葉見てその後は金精峠から群馬県側に抜けてこの時行き損ねた四万温泉にでも行くか、って感じで出発しました。
天気予報的には終日晴れで日光の最高気温は15℃。
茨城県の別宅からのスタートでしたが、朝から超いい天気で絶好のツーリング日和です。
紅葉シーズンの週末なので車は多いものの、中禅寺湖を過ぎるまではそこそこ快調でした。
中禅寺湖は紅葉の見頃ということだったのだけどまだちょっと早い感じでした。
戦場ヶ原まで登ってくると晩秋というより冬。
おまけに雪が舞っています。

戦場ヶ原の駐車場で撮影。

写真ではわかりませんが雪がそこそこ降っていてかなり寒いです。
2000m近い金精峠を通るつもりだったので服なんかはそれなりに準備をしてきたのですがこの雪は想定外でした。
さて、どうしたものか…
缶コーヒーを飲みながら眺めているとバイクがどんどん入ってきます。
中禅寺湖の方から登ってくるバイクがほとんどですが、中には金精峠の方から降りてくるバイクもいます。
出発するバイクは金精峠方面に向かうバイクが多いみたいです。
いつまでもぼんやりしていても仕方ないのでとりあえず予定通り金精峠に向かうことにしました。
この時点ではダメならいろは坂下ってR122で群馬県側に抜ければいいか、位のノリでした。
途中、車線の真ん中にシャーベット状の雪が現れだし、そろそろ引き返した方がよいか?などと思っているうちに金精トンネルの入り口までついちゃいました。
写真の駐車スペースにはシャーベット状の雪で入れません。
路肩の白線のギリギリ外側にバイクとめるのが精一杯でした。

ここでまたちょっと迷いましたが、先に進むことにしました。
少なくともトンネルの中は大丈夫だろうと思ってのですが、これが大間違いでした。
トンネルに入ってしばらく走ると路面が白くなっていくではないですか。
急に止まれるわけもなく、エンブレでソロソロ減速するうちに路肩には雪が3㎝位積もるところまで来てしまいました。
群馬県側の入口から吹き込んだ雪が積もっているのです。
ウインカー出して寄れるところまで左に寄って止まりましたが、もうこの時点で激しく後悔。
さらによくないことに路肩は積雪路ですが、タイヤが通る部分は積もった雪が踏みしめられてツルツルになっています。
先を見ると絶対Uターンするしかない状況だということが理屈ではなく心で理解できる状況。
が、Uターンも難易度MAX。
もちろん、バイク降りて押してUターンしか選択肢はないし、それも相当の覚悟がいりそうです。
それに万が一バイクを倒したら今度は起こせなくなるかもしれません。
そんなことを考えていたらバイクがすぐ後ろに止まりました。
ヤマハの250㏄のバイクみたいです。
正直バイク倒すイメージしかなくて、思わず後ろのライダーに
「一緒にUターンしませんか?」
と声をかけてしまいました。
向こうの人もUターンするの大変だろうし、ここはひとつGive&Takeで、というつもりだったのですが、話しかけてみたらなんと女性でした。
正直ちょっとびっくりして、悪いかな?とも思ったのですが、一応了解してくれたようなので早速取り掛かります。
まずはヤマハからら。
ロングツーリング中らしく荷物満載です。
後ろに回ってバイクを支えます。
車の流れが途絶えた所を見計らって何とか向きを変えることができました。
次にV11です。キャリアのあたりを持ってもらって何とかUターンしました。
足元はツルツル滑るしもうメチャクチャ緊張しました。
ヤマハは一発でUターンできたのだけどV11は1回切り返しをしないといけなくて、冷や汗ものでした。
無事にサイドスタンドでバイク止めたときはもうグッタリ(笑)
それにしてもホント助かりました。やっぱりサポートしてもらう人がいるのといないのでは全然違いますね
この後は一目散に退散しました。
発進の時にホイルスピンして転倒なんて事の無いようにクラッチはこれ以上ないレベルで丁寧さで操作しましたよ。
30㎞/hくらいまでスピード乗ったときにようやく「転ばずに済んだ~」と一安心。
同時に路面の雪もなくなってました。
行きがかり上、ヤマハが前で自分が後ろを走る形になりました。
見ると三重のナンバーです。
最後は2台で戦場ヶ原の駐車場に滑り込んで少しお話。
助かりましたと、お礼を言った後で話を聞くと10月頭に出発してずっとツーリング中とのこと。
いやいや、素晴らしい&羨ましい。
旅慣れた感じの人でバイクの車種はちょっとわからないのですが結構走っている感じでいい雰囲気でした。

群馬県側に抜けたいという彼女を見送ってから自分も出発しました。
もともと自分も群馬県側に抜けるつもりだったのですが、既に戦意喪失。
中禅寺湖近くの展望台に行って終了としました。
こんなに晴れているのに…1時間前の状況が信じられませんw

最後は日光の街まで降りてから遅めの昼食。
糖と脂をガッツリ補給してから帰宅しました。

帰りの道中で思ったのですが、今時女性がバイクに乗ってるのを見てびっくりとか言うのは問題発言でしたね。
それから見ず知らずの他人のUターン手伝って、バイク倒したりしたら手伝ってもらった方も手伝った方も気分悪くなるのかなぁなどといろいろ考えてしまいました。
今回は結果オーライでしたがこの辺は難しいですね…
などなど考えながら走っているうちに別宅に到着。
メーター読みでの走行距離は302.6㎞でした。
なんだか今年はほとんど走らないうちに冬になってしまいました。
まあ、でも海沿いとか雪の心配がないところならまだまだ走れますよね。
とりあえずこんな感じということで。


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ファビオ・クアルタラロがチャンピオンを取ったみたいですね。
今シーズンはほとんどMotoGP見てなくてツナギのファスナー開けちゃった事件の結末知らないのですが、何はともあれおめでとうございます。
来年は日本でGP開催できるといいなあと思います。
さて、この前の土曜日の話です。
骨折の痛みもほぼなくなったので久しぶりにV11で走ってきました。
日光で紅葉見てその後は金精峠から群馬県側に抜けてこの時行き損ねた四万温泉にでも行くか、って感じで出発しました。
天気予報的には終日晴れで日光の最高気温は15℃。
茨城県の別宅からのスタートでしたが、朝から超いい天気で絶好のツーリング日和です。
紅葉シーズンの週末なので車は多いものの、中禅寺湖を過ぎるまではそこそこ快調でした。
中禅寺湖は紅葉の見頃ということだったのだけどまだちょっと早い感じでした。
戦場ヶ原まで登ってくると晩秋というより冬。
おまけに雪が舞っています。

戦場ヶ原の駐車場で撮影。

写真ではわかりませんが雪がそこそこ降っていてかなり寒いです。
2000m近い金精峠を通るつもりだったので服なんかはそれなりに準備をしてきたのですがこの雪は想定外でした。
さて、どうしたものか…
缶コーヒーを飲みながら眺めているとバイクがどんどん入ってきます。
中禅寺湖の方から登ってくるバイクがほとんどですが、中には金精峠の方から降りてくるバイクもいます。
出発するバイクは金精峠方面に向かうバイクが多いみたいです。
いつまでもぼんやりしていても仕方ないのでとりあえず予定通り金精峠に向かうことにしました。
この時点ではダメならいろは坂下ってR122で群馬県側に抜ければいいか、位のノリでした。
途中、車線の真ん中にシャーベット状の雪が現れだし、そろそろ引き返した方がよいか?などと思っているうちに金精トンネルの入り口までついちゃいました。
写真の駐車スペースにはシャーベット状の雪で入れません。
路肩の白線のギリギリ外側にバイクとめるのが精一杯でした。

ここでまたちょっと迷いましたが、先に進むことにしました。
少なくともトンネルの中は大丈夫だろうと思ってのですが、これが大間違いでした。
トンネルに入ってしばらく走ると路面が白くなっていくではないですか。
急に止まれるわけもなく、エンブレでソロソロ減速するうちに路肩には雪が3㎝位積もるところまで来てしまいました。
群馬県側の入口から吹き込んだ雪が積もっているのです。
ウインカー出して寄れるところまで左に寄って止まりましたが、もうこの時点で激しく後悔。
さらによくないことに路肩は積雪路ですが、タイヤが通る部分は積もった雪が踏みしめられてツルツルになっています。
先を見ると絶対Uターンするしかない状況だということが理屈ではなく心で理解できる状況。
が、Uターンも難易度MAX。
もちろん、バイク降りて押してUターンしか選択肢はないし、それも相当の覚悟がいりそうです。
それに万が一バイクを倒したら今度は起こせなくなるかもしれません。
そんなことを考えていたらバイクがすぐ後ろに止まりました。
ヤマハの250㏄のバイクみたいです。
正直バイク倒すイメージしかなくて、思わず後ろのライダーに
「一緒にUターンしませんか?」
と声をかけてしまいました。
向こうの人もUターンするの大変だろうし、ここはひとつGive&Takeで、というつもりだったのですが、話しかけてみたらなんと女性でした。
正直ちょっとびっくりして、悪いかな?とも思ったのですが、一応了解してくれたようなので早速取り掛かります。
まずはヤマハからら。
ロングツーリング中らしく荷物満載です。
後ろに回ってバイクを支えます。
車の流れが途絶えた所を見計らって何とか向きを変えることができました。
次にV11です。キャリアのあたりを持ってもらって何とかUターンしました。
足元はツルツル滑るしもうメチャクチャ緊張しました。
ヤマハは一発でUターンできたのだけどV11は1回切り返しをしないといけなくて、冷や汗ものでした。
無事にサイドスタンドでバイク止めたときはもうグッタリ(笑)
それにしてもホント助かりました。やっぱりサポートしてもらう人がいるのといないのでは全然違いますね
この後は一目散に退散しました。
発進の時にホイルスピンして転倒なんて事の無いようにクラッチはこれ以上ないレベルで丁寧さで操作しましたよ。
30㎞/hくらいまでスピード乗ったときにようやく「転ばずに済んだ~」と一安心。
同時に路面の雪もなくなってました。
行きがかり上、ヤマハが前で自分が後ろを走る形になりました。
見ると三重のナンバーです。
最後は2台で戦場ヶ原の駐車場に滑り込んで少しお話。
助かりましたと、お礼を言った後で話を聞くと10月頭に出発してずっとツーリング中とのこと。
いやいや、素晴らしい&羨ましい。
旅慣れた感じの人でバイクの車種はちょっとわからないのですが結構走っている感じでいい雰囲気でした。

群馬県側に抜けたいという彼女を見送ってから自分も出発しました。
もともと自分も群馬県側に抜けるつもりだったのですが、既に戦意喪失。
中禅寺湖近くの展望台に行って終了としました。
こんなに晴れているのに…1時間前の状況が信じられませんw

最後は日光の街まで降りてから遅めの昼食。
糖と脂をガッツリ補給してから帰宅しました。

帰りの道中で思ったのですが、今時女性がバイクに乗ってるのを見てびっくりとか言うのは問題発言でしたね。
それから見ず知らずの他人のUターン手伝って、バイク倒したりしたら手伝ってもらった方も手伝った方も気分悪くなるのかなぁなどといろいろ考えてしまいました。
今回は結果オーライでしたがこの辺は難しいですね…
などなど考えながら走っているうちに別宅に到着。
メーター読みでの走行距離は302.6㎞でした。
なんだか今年はほとんど走らないうちに冬になってしまいました。
まあ、でも海沿いとか雪の心配がないところならまだまだ走れますよね。
とりあえずこんな感じということで。


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