KSRで銚子へツーリングして電熱ベストの効果を確かめてみた
どうもこんばんは。
電熱ベストを購入した翌日、早速使ってみました。
この日は2月9日の日曜日で、暖冬と言われている今年の冬の中ではかなり強い寒気が流れ込んできていて結構冷え込んだ日です。
V11は自宅に置きっぱなしなので、KSRで出動です。
大きなカウルのあるV11に比べてもろに風を受けるKSRはテストにうってつけです。
さて、結果は如何に…
朝、9:00頃に出発しました。
とりあえず、行先は鹿島神宮、その後、銚子のあたりで昼飯でも食べて帰ってくるか、って感じで走り始めました。
Tシャツとトレーナの上にヒーテックのベストを着用。その上にHYODOさんとこのインナージャケットを着て、最後に革ジャンという装備です。
バッテリの持続時間が分からないので、耐えられるうちは電源を入れない方針で行くことにしていました。
走り出した時の気温は8℃くらいだったと思います。
ひとまずR51に出て、海沿いを南下していきます。
風は冷たいですが太陽は出ています。
この状況であれば、電熱装備が無くても特段困らないですね。
気温1℃とかだとガタガタ震えながら走ることになりますが、まあ、寒いですが、普通に走れます。
3シーズンのグローブの指先は冷たいですけどね。
1.5時間ほど走って鹿島神宮に到着。お参りしました。

11:00頃かな?参拝が終わって、次は銚子で魚でも食べましょうってことで再び南下します。
この時も電熱ベストはOFFのまま。
鹿島神宮からはR124で銚子に向かうのですが、途中でちょっと寄り道をして、工場夜景で有名な鹿島石油の東門というところに来てみました。

夜はこんな感じになるらしいです。流石に夜まで待つ気にはならず、写真を一枚取ってすぐに出発。

国道には戻らずに海沿いに出ると風力発電の風車が立ち並ぶエリアとなります。
岸壁にそって風車が並んでいるのは壮観の一言。


デカいです。スマホのカメラでは羽の先まで収まりません。

風車が最高速で回ると羽の先は音速を超えることがあると聞いたことがあります。
こんなデカいものを作るのも大変でしょうが、メンテナンスも手間がかかっているんでしょう。
原子力や化石燃料の事を思うとこういうのを増やすべきなんでしょうね。
それはわかっていますが、バイクでガソリンジャブジャブ使うのはやめらません。
もう少し走ると波崎(はさき)ウインドファームという場所?があります。
防砂林の中に風車が12基立ち並んでいて(数えてはいないけど)、こちらの景色も壮観でした。

風車を見物して満足したので走り出します。
写真を撮ったりしていてすっかり遅くなってしまったのですが、折角なので犬吠埼まで行ってみることにしました。

子供のころ親に連れられてきたような記憶がありますが、バイクで来たのは初めてです。
なるほどこんなところね、ってことで灯台はスルーしてトイレだけ借りて銚子方面に戻ることにしました。
既に14:00過ぎていて結構空腹です。
ツーリングマップルとスマホでちょっと調べて結局「海ぼうず」というお店でお昼にすることにしました。
15分ほどでお店に到着。
メニューを見て迷ったのですが、「マグロとあぶらぼうずの二色丼」(だったかな?名前はうろ覚え)なるものを頼んでみることにしました。
「あぶらぼうず」なんて初めて聞くぞ?ってことでお店のお姉さんに聞くとメチャメチャ美味しいとのこと。
銚子の漁港に水揚げされてそのまま地元で消費されてしまうことが多いらしく、全国的に流通することはあまりないとのことでした。
美味しくて数も少ないのでなかなかの高級魚のようです。
検索してみるとこんな世界があるようです。私には無縁ですがw。
https://dailyportalz.jp/kiji/180320202380
出てきた料理がこちら。
オーナーさんがハーレーに乗っているようで、ライダーには料理一品サービスがあって、この日はあら汁がサービスの一品でした。
寒い日には最高のサービスですね。

白っぽいのあぶらぼうずの身で、赤いのがマグロ。
早速あぶらぼうずからいただきましたが、食べてびっくり。
これは確かに旨い。
食レポについては小学生並みの語彙しかないのが悔やまれますが、本当に旨い。
マグロのトロは歯ごたえとかはなくて、口のなかで溶ける感じの食感ですが、こいつは身がしっかりしていて噛むとサクッとした噛み応えがあります。それなのに脂の乗りは大トロと変わらない印象でちょっと不思議な感じでした。
「ぶらぼうず」はWikipediaでは「アブラボウズ」となっていて、漢字で書くと「脂坊主」または「油坊主」。すごい名前…
白身のトロとか言われているようですがまさしく名は体を表す、ですね。
Wikipedia。
https://ja.wikipedia.org/wiki/アブラボウズ
ふだんバイクの事ばかり考えていて一般常識が欠落気味なんですが、こっち方面にも少し目を向けると心が豊かになるのかもしれないと思ってしまいました。
お値段は流石に高かったですがいろいろな意味で満足度高かったです。
さて、お腹もいっぱいになって帰ることにします。
時刻は既に15:00を過ぎており、そろそろ陽が傾き始める時間です。
ここまで、電源OFFで通しましたが、ここからはいよいよ電熱ベストの実力を試すときが来ました。
内ポケットにモバイルバッテリーを入れて、コード接続、電源ON!
温度設定はとりあえず「中」から試してみることにします。
走り出すと確かに温かいですね。
この日は背中にバックパックを背負っていたのですが、ちょうど肩甲骨のあたりに仕込まれた発熱体が背中に押し付けられるのでほんのり温かいです。
前身頃の胸の部分に仕込まれている発熱体は、ほとんど温かさを感じません。
軽く前傾しているので発熱体が体に密着しないのとカウルのないKSRなので胸に直接風が当たるためでしょう。
それでも肩のあたりの冷たさに比べるとそれなりに効果はある気がします。
ヒーテックのベストは発熱体がこんな感じで入っています。

しばらく走って、暗くなり始めたころにコンビニで休憩しました。
この時に温度設定を「強」にしてみると、体感的にはこちらの方が全然暖かい。
気温が何度なのかはわかりませんが、陽が沈んでどんどん冷えてきます。
そんな状況下では「中」はなんとなく温かいかなぁというレベルでしたが、「強」は明確に温かい感覚があります。
ただし、背中だけなのは変わらず。
それでも背中が温かいというのは大きい気がします。
肩のあたりが冷たいのは相変わらずですが、体が縮こまってガチガチになる訳でもなく、震えることもなく走れています。
信号で止まった時に胸に手を当てて発熱体を体に押し付けるとほんのりと温かさを感じます。
結局、完全に陽が落ちてからたっぷり1時間以上走りましたが、凍えることもなく帰宅。
さすがにすごい暖かいという訳にはいきませんが、かなり効果がありそうです。
気になるバッテリの持ちですが、今回、自前の容量24000mAhのバッテリで「中」2時間、「強」1.5時間ほど使用したところ、残量表示のLEDの表示では全容量の1/5程度を消費したようです。
温度設定別のバッテリ容量-連続使用時間のスペックは↓の様になっています。

また、後日に24000mAhのバッテリ+温度設定「強」で連続使用時間を調べてみましたが、5.5時間ほど持つようです。
さすがに10000mAhの2.4倍の9.6時間は持ちませんでしたが十分かな。
この感じであれば温度設定は「強」を基本にして使うことが出来そうです。
昼間、太陽が出ていればあえてスイッチを入れなくても大丈夫だと思いますが、朝晩は「中」では役不足な印象です。
心配だった電力消費も5時間の連続使用ができるなら、朝晩2.5時間ずつ使える訳で、ワタシの場合は十分です。
使用時間が不足するならバッテリを追加して空になったバッテリを充電しながら走ってもいいでしょうから。
やはり最新のグッズは試してみるものですね。
いい買い物で無駄遣いにならずに良かったですわ。
あぶらぼうずなんて高級魚を知ることが出来てとても良いツーリングになりました。
とりあえずこんな感じということで。

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電熱ベストを購入した翌日、早速使ってみました。
この日は2月9日の日曜日で、暖冬と言われている今年の冬の中ではかなり強い寒気が流れ込んできていて結構冷え込んだ日です。
V11は自宅に置きっぱなしなので、KSRで出動です。
大きなカウルのあるV11に比べてもろに風を受けるKSRはテストにうってつけです。
さて、結果は如何に…
朝、9:00頃に出発しました。
とりあえず、行先は鹿島神宮、その後、銚子のあたりで昼飯でも食べて帰ってくるか、って感じで走り始めました。
Tシャツとトレーナの上にヒーテックのベストを着用。その上にHYODOさんとこのインナージャケットを着て、最後に革ジャンという装備です。
バッテリの持続時間が分からないので、耐えられるうちは電源を入れない方針で行くことにしていました。
走り出した時の気温は8℃くらいだったと思います。
ひとまずR51に出て、海沿いを南下していきます。
風は冷たいですが太陽は出ています。
この状況であれば、電熱装備が無くても特段困らないですね。
気温1℃とかだとガタガタ震えながら走ることになりますが、まあ、寒いですが、普通に走れます。
3シーズンのグローブの指先は冷たいですけどね。
1.5時間ほど走って鹿島神宮に到着。お参りしました。

11:00頃かな?参拝が終わって、次は銚子で魚でも食べましょうってことで再び南下します。
この時も電熱ベストはOFFのまま。
鹿島神宮からはR124で銚子に向かうのですが、途中でちょっと寄り道をして、工場夜景で有名な鹿島石油の東門というところに来てみました。

夜はこんな感じになるらしいです。流石に夜まで待つ気にはならず、写真を一枚取ってすぐに出発。

国道には戻らずに海沿いに出ると風力発電の風車が立ち並ぶエリアとなります。
岸壁にそって風車が並んでいるのは壮観の一言。


デカいです。スマホのカメラでは羽の先まで収まりません。

風車が最高速で回ると羽の先は音速を超えることがあると聞いたことがあります。
こんなデカいものを作るのも大変でしょうが、メンテナンスも手間がかかっているんでしょう。
原子力や化石燃料の事を思うとこういうのを増やすべきなんでしょうね。
それはわかっていますが、バイクでガソリンジャブジャブ使うのはやめらません。
もう少し走ると波崎(はさき)ウインドファームという場所?があります。
防砂林の中に風車が12基立ち並んでいて(数えてはいないけど)、こちらの景色も壮観でした。

風車を見物して満足したので走り出します。
写真を撮ったりしていてすっかり遅くなってしまったのですが、折角なので犬吠埼まで行ってみることにしました。

子供のころ親に連れられてきたような記憶がありますが、バイクで来たのは初めてです。
なるほどこんなところね、ってことで灯台はスルーしてトイレだけ借りて銚子方面に戻ることにしました。
既に14:00過ぎていて結構空腹です。
ツーリングマップルとスマホでちょっと調べて結局「海ぼうず」というお店でお昼にすることにしました。
15分ほどでお店に到着。
メニューを見て迷ったのですが、「マグロとあぶらぼうずの二色丼」(だったかな?名前はうろ覚え)なるものを頼んでみることにしました。
「あぶらぼうず」なんて初めて聞くぞ?ってことでお店のお姉さんに聞くとメチャメチャ美味しいとのこと。
銚子の漁港に水揚げされてそのまま地元で消費されてしまうことが多いらしく、全国的に流通することはあまりないとのことでした。
美味しくて数も少ないのでなかなかの高級魚のようです。
検索してみるとこんな世界があるようです。私には無縁ですがw。
https://dailyportalz.jp/kiji/180320202380
出てきた料理がこちら。
オーナーさんがハーレーに乗っているようで、ライダーには料理一品サービスがあって、この日はあら汁がサービスの一品でした。
寒い日には最高のサービスですね。

白っぽいのあぶらぼうずの身で、赤いのがマグロ。
早速あぶらぼうずからいただきましたが、食べてびっくり。
これは確かに旨い。
食レポについては小学生並みの語彙しかないのが悔やまれますが、本当に旨い。
マグロのトロは歯ごたえとかはなくて、口のなかで溶ける感じの食感ですが、こいつは身がしっかりしていて噛むとサクッとした噛み応えがあります。それなのに脂の乗りは大トロと変わらない印象でちょっと不思議な感じでした。
「ぶらぼうず」はWikipediaでは「アブラボウズ」となっていて、漢字で書くと「脂坊主」または「油坊主」。すごい名前…
白身のトロとか言われているようですがまさしく名は体を表す、ですね。
Wikipedia。
https://ja.wikipedia.org/wiki/アブラボウズ
ふだんバイクの事ばかり考えていて一般常識が欠落気味なんですが、こっち方面にも少し目を向けると心が豊かになるのかもしれないと思ってしまいました。
お値段は流石に高かったですがいろいろな意味で満足度高かったです。
さて、お腹もいっぱいになって帰ることにします。
時刻は既に15:00を過ぎており、そろそろ陽が傾き始める時間です。
ここまで、電源OFFで通しましたが、ここからはいよいよ電熱ベストの実力を試すときが来ました。
内ポケットにモバイルバッテリーを入れて、コード接続、電源ON!
温度設定はとりあえず「中」から試してみることにします。
走り出すと確かに温かいですね。
この日は背中にバックパックを背負っていたのですが、ちょうど肩甲骨のあたりに仕込まれた発熱体が背中に押し付けられるのでほんのり温かいです。
前身頃の胸の部分に仕込まれている発熱体は、ほとんど温かさを感じません。
軽く前傾しているので発熱体が体に密着しないのとカウルのないKSRなので胸に直接風が当たるためでしょう。
それでも肩のあたりの冷たさに比べるとそれなりに効果はある気がします。
ヒーテックのベストは発熱体がこんな感じで入っています。

しばらく走って、暗くなり始めたころにコンビニで休憩しました。
この時に温度設定を「強」にしてみると、体感的にはこちらの方が全然暖かい。
気温が何度なのかはわかりませんが、陽が沈んでどんどん冷えてきます。
そんな状況下では「中」はなんとなく温かいかなぁというレベルでしたが、「強」は明確に温かい感覚があります。
ただし、背中だけなのは変わらず。
それでも背中が温かいというのは大きい気がします。
肩のあたりが冷たいのは相変わらずですが、体が縮こまってガチガチになる訳でもなく、震えることもなく走れています。
信号で止まった時に胸に手を当てて発熱体を体に押し付けるとほんのりと温かさを感じます。
結局、完全に陽が落ちてからたっぷり1時間以上走りましたが、凍えることもなく帰宅。
さすがにすごい暖かいという訳にはいきませんが、かなり効果がありそうです。
気になるバッテリの持ちですが、今回、自前の容量24000mAhのバッテリで「中」2時間、「強」1.5時間ほど使用したところ、残量表示のLEDの表示では全容量の1/5程度を消費したようです。
温度設定別のバッテリ容量-連続使用時間のスペックは↓の様になっています。

また、後日に24000mAhのバッテリ+温度設定「強」で連続使用時間を調べてみましたが、5.5時間ほど持つようです。
さすがに10000mAhの2.4倍の9.6時間は持ちませんでしたが十分かな。
この感じであれば温度設定は「強」を基本にして使うことが出来そうです。
昼間、太陽が出ていればあえてスイッチを入れなくても大丈夫だと思いますが、朝晩は「中」では役不足な印象です。
心配だった電力消費も5時間の連続使用ができるなら、朝晩2.5時間ずつ使える訳で、ワタシの場合は十分です。
使用時間が不足するならバッテリを追加して空になったバッテリを充電しながら走ってもいいでしょうから。
やはり最新のグッズは試してみるものですね。
いい買い物で無駄遣いにならずに良かったですわ。
あぶらぼうずなんて高級魚を知ることが出来てとても良いツーリングになりました。
とりあえずこんな感じということで。
Heat Master ヒートマスター(旧製品名 ヒーテック) 5V 電熱インナーベスト
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