V11 サブコンの設定を見直した件

    どうもこんばんは。


    さて、いきなり脱線しますが、ここ何回かこれまでとはとはちょっと違う感じで記事を書いています。
    RapidBikeのセッティングデータを公開したりTPSの調整方法の詳細や調整方法の違いによる影響などについても触れたりしていますよね。
    これまではこういった結果やデータなどの詳細はあえて書かないようにしていました。

    その理由はいくつかあります。
    例えばTPSの調整方法などはWorkshopmanualの内容を引用したりしています。
    この場合、オリジナルの製作者に対する著作権とかその内容で商売をしているバイク屋さんに対して問題があるのではないか?という考えが頭の片隅にあってちょっと引っ掛かっていたりするのです。

    一方で、こんな場末の弱小ブログでもは多少ながらも読んでくれている人もいるわけです。
    (基本は未来の自分に向けた備忘録という位置づけですけど)
    自分にとっても読む人にとっても肝心なことは何も書かれていないというのもいかがなものか?と思うのもまた事実なのです。
    で、最近はもう少し内容をちゃんと書いた方がいいのではないか?の側に傾きつつあるのです。
    manualもpartslistもインターネット上に散在していて、検索すれば誰でもダウンロードできる、言ってみれば公知な状態とも取れる状態なわけですし。

    RapidBikeのマップを公開していますが、自分のバイクで作ったマップの数値自体は第3者にとって価値があるものではないと思います。
    同じ仕様のV11で同じサブコンを使っている人はまずいないだろうし。
    大切なのは考え方とアプローチ方法、そして結果として特定の個体、条件でどうなって、どう感じて、どんなフィードバックをかけたか?だと思っています。

    しかしながら、サブコンのセッティングというものを商売として見ればこの試行錯誤と結果がノウハウで、価値の源泉ということになるもの事実だと思います。
    一応断っておくと、他人様の商売を邪魔するつもりはないし、自分で商売するつもりもありません。

    という事で、少し方向性を変えてみようかと思っている次第です。
    どうなるかはわかりませんが…

    それから言わずもがなですが、RaipdBikeのマップについてもTPSの調整方法にしても同じようにやったからといいって同じ結果になるわけではないと思います。
    RapidBikeの機能、設定について触れていない内容もあるし、バイクの仕様変更の内容も同様だからです。
    この点は誤解の無いようお願いしますね。



    前置きが長くなりました。ここから本題です。
    データロガーの不具合も直ったのでサブコンのセッティングを詰めます。

    結局、TPSの調整はアイドリング回転数の調整でスロットルバルブの開度を調整した後で、TPSの出力が521mVになるように調整する新バージョン方式でいくことにしました。

    新バージョンの調整で走ったのはトータルで半日にも満たない時間ですが、なんとなくこちらの方が良い気がしました。
    好印象の理由が燃調が濃くなったことによるものか、点火時期の影響かまではわかりません。
    点火時期がいじれないので、これ以上調べるのは現実的でななく乗った印象を優先するという選択をしたわけです。


    会津方面をツーリングしながら一日かけて作ったマップですが、どんどん変更していきます。
    いつぞや記事にした方法で、街乗りでデータを取りながら低~中開度の低~中回転のセッティングを変更します。
    今回はさらに空ぶかしで高開度/高回転域の燃調を見ている方法を紹介します。
    高開度/高回転はこの方法と高速道路での加速車線での実走データで調整しています。

    これ↓が空ぶかしでのログデータになります。
    自宅とか市街地では気が引けるテストなので毎回やっているわけじゃないんです。
    今回はセッティングで走った某山の中の駐車場でトライしました。

    s-空ぶかし

    ↓が最後の空ぶかしを拡大したグラフです。
    再び脱線しますが、実はこのテストのログを最初に取った時ちょっと驚いたことがあります。
    自作データロガーのサンプリング周期は100msecです。
    横軸が14.8秒から14.9秒の間にスロットルを開け始めています。
    そしてエンジンの回転が上がり出すのが15.2秒から15.3秒の間です。
    つまりスロットル操作からエンジン回転数の上昇まで最大で400msecくらいのタイムラグがあるんですね~
    Guzzziの空冷2バルブVツインってこんなものなんでしょうかねぇ・・・ 
    最新の4スト4気筒の600㏄、1000㏄のバイクとか、FCR+ハイカムの空冷Zなんかどうなんでしょうかね・・・
    s-空ぶかし2
    空ぶかし3

    それはさておき、サブコンのマップは開度80%/4902rpmのセルを+2%、同様に80%/4630rpm、80%/5208rpmのセルを+1%それぞれ増量しました。
    高開度/高回転の領域は変な燃費セッティングとかしていたわけではないのと、TPS調整の影響も低開度/低回転程大きくは無い様です。


    最終的に全体のセッティングを見直した結果がこれ↓。
    左が5/11に会津方面をツーリングした時のマップで右が今回調整したマップです。
    結構な違いです・・・
    これだけ薄くしてもA/F値は逆に濃い方向になっています。
    また、開度0%のセルは高回転域まで薄くする必要がありました。
    TPS調整の変更がかなり影響しているんだと思います。
    s-MAP043-045d比較

    左のマップから右のマップへの変遷をおさらいすると、

    ①左マップはツーリングしながら調整した結果。
    ②このマップでの低開度、低回転域の空燃比は14台前半。
    ③TPS調整を変更したら同じマップで空燃比が2とか3とか一気に濃くなる。
    ④濃い領域を薄くしながら調整して、完成したのが右のマップ、空燃比は12台後半~13台前半。

    となります。

    この状態で走るとエンジンの反応が柔らかいし、トルクもあって前の状態には戻れない感じです。
    ここ2年ほど自宅~別宅の移動がメインの使い方になっていて、燃費重視のセッティングをしていました。
    以前も書いた通り、通常時で14台前半、スロットル急開時は加速ポンプの機能を働かせて13台になる感じの設定でした。
    高速道路でのクルージングはともかくとして街乗り含めた総合的な評価だともっと濃いめの方が全然いいということですね。

    しばらく取り組んだ燃費セッティングがNGだったという結論が出てしまったのは悲しいですが、とりま過去最高のエンジンになった気がします。
    今回の見直しはいったんこれで完成とするつもりです。


    とりあえずこんな感じという事で。


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