V11 パワーチェックで過去最高を更新!
どうもです。
雨の週末にのんびりとブログの更新です。
例によって更新が遅くてリアル世界から2週間遅れですけどねw
色々やってるV11君。
サブコンの設定もかなり煮詰まってきたので体力測定をしてみることにしました。
測定は6月の中旬、場所はナップスのベイサイド幸浦店で測定しました。
結構イイ感じの結果になりましたよ。
正直なところ今の仕様ではほぼベストじゃないかと。
過去何度か測定しているので、時系列で結果を並べてみようと思います。
1.最初の測定
サブコンのRapidBikeを装着した時の測定結果です。
RapidBikeの輸入元であるJAMというチューニング屋さんで取り付け、セッティング、測定をしてもらいました。
取付けてもらってバイクを受け取ったのが2011年1月15日でした。
その時の結果がこれ。本邦初公開ですw

青線:ノーマル + レオビンチスリップオンマフラー
74.9ps@7500rpm 8.5㎏・m@5600pm
赤線:Rapid Bike RB2 + レオビンチスリップオンマフラー
81.1ps@8100rpm 8.9㎏・m@5500rpm
74.9→81.1psなので+6.2psで8.3%のパワーアップですね。
この時、エンジンに関連するモデファイはレオビンチのスリップオンのマフラーに変えただけで、エアクリーナー、プラグその他ノーマルの状態でした。
セッティングしてもらったマップは低回転域は全体的に増量、高開度、高回転域は絞っていて、噴射量の調整だけでこれだけのパワーアップになりました。
メーカの設定は低回転域は排ガス規制対策で薄くせざるを得ず、高回転は安全サイドに振っていて、それなりに濃いセッティングにしているという事なんでしょうね…
サブコンで燃調合わせた状態でのインプレッションは
・4000rpmあたりの谷が感じられなくなった
・ノーマルは6000rpm超えると振動が多く、力なく回っているだけという感じだったのに対して調整後は8000rpmまでスムーズに回るようになって、パワーアップした印象。高回転でも力がある。
という印象でした。
ちなみにカタログスペックは91ps@8200rpm、9.6kg・m@5400rpmだと思います。
思いますというのはオーナーズマニュアルには記載ないようで、いろいろな資料見ても書いてあることがバラバラでイマイチ自信ないんですよ・・・
今まで馬力なんかのカタログスペックをあまり気にしてこなかったというのもありますが、改めて自分のバイクのスペックを書こうと思ってもはっきりしないというのも情けないですねぇ・・・
正解をご存知の方がいたら教えて欲しいです。
2.2015年4月27日の測定
そして時は流れ、2度目の測定をしました。
測定をしたのは今回と同じナップスのベイサイド幸浦店。
この時の仕様はこんな感じ↓だったと記憶しています。
・レオビンチスリップオンマフラー
・エアクリボックス開口部拡大+SFスプリントエアフィルター
・V-UP16
・デンソーイリジウムプラグ
・レデューサー
・RapidBikeはカンで作ったマップを使用

3回測定しているのですが、ベストが赤の線で、83.0ps@7299rpm 9.4㎏・m@5645rpmとなってます。
最初の測定とは測定機が違うので、何とも言えませんが、 81.1ps@8100rpm→83.0ps@7299rpmと僅かにパワーアップ。
この時はまだA/F計は導入していなくて、RapidBikeの設定はなんとなくの感覚で適当にやったものでした。
エアクリーナー変えてるのだから、ちょっと濃くした方がいいよねっていう程度でした。
RapidBikeにはレブリミットを変更する機能があって、ノーマルでは8000rpmのリミットを9000rpmまで上げることが出来ます。
最初の測定は9000rpmの設定だったようですが、その後は8000rpmに戻していました。
トルクピークが5500rpmだし、9000rpmまで回すより6500rpmとか7000rpmでシフトアップする方がつながりがいい気がしていたのです。
実際、今回改めてグラフをみてもJAMで計った最初のグラフの赤いラインで80psに届くのが7200rpmでそこから8100rpmのピークまでで+1.1psで、その間トルクはスーっと下がっています。エンジンの特性をそれなりに感じ取っていたようですね。
さすがオレ!ちゃんとエンジンの美味しいところを使っていたってことが確認できてちょっと嬉しい感じ。
3.今回の測定
こちらの青いラインが今回の結果。
91.1ps@7528rpm 96.2N・m@5614rpm

圧巻の90ps越え!
ノーマルから比較すると実に16ps以上のパワーアップ!!!
いや素晴らしい。
赤いラインが2015年4月の結果で、ナップスのお兄さんが過去のデータを検索して比較してくれました。
前回と比較しても5spのパワーアップで、こちらは同じ測定機での比較なのでそれなりに信頼できる感じですかね。
ちなみに仕様は↓の感じ。
・レオビンチスリップオンマフラー
・K&Nエアクリーナー
・V-UP16
・NGK ノーマルプラグ
・レデューサー
・ウオタニSP2パワーコイルキット
・RapidBikeのマップは空燃比計+データロガーで真面目に調整
・RapidBikeレブリミット設定 8500rpm
空燃比計とデータロガーを導入してある程度燃調を最適化できたことが大きと思います。
2015年の測定の時はSFスプリントのエアフィルターに変えていいたんだけどその際に高回転で燃料増量していたんです。
たぶん+2%とかだったと思うけど、その後空燃比計を付けてみたところ結構濃い状態っだったのですよ。
ディスプレイには11台の表示が結構出ていました。
当時は、やっぱり感覚で合わせるのはちょっと難しいなぁ、と思いましたね。
それが今回はK&Nのフィルターでの最適化が出来たってことだと理解しています。
それから5psのうちの2psくらいはウオタニのお陰なんでしょうね。
できればそれぞれの効果を知りたかったけどまあいいやね。これだけパワーアップしているのだから。
そしてこちらが今回2本測定した結果を比較したもの。

青いラインが先ほど示したデータでRapidBikeの加速ポンプ機能をONにした状態で測定したもの。
赤いラインは同じマップで加速ポンプ機能をOFFで測定した結果。
ちょっと微妙ですが線一本分上回っている感じで、加速ポンプはそれなりに効果あるようです。
今年に入ってからいろいろやり直してエンジンは過去最高と思っていましたが、データで裏付けられたって感じですね。
よかったよかった。
最後にいつものデータロガーのログデータがこれ。
ナップスのお兄さんに無理をいってデータロガーを操作してもらいました。
先ほどのグラフの青いラインのログデータになります。



開度20%、80%のセルが薄くなっているので、加速ポンプの感度を上げるか、ベースのマップを濃くするかした方が良いようです。
それから全開状態での2778rpmから5333rpmあたりまでももうチョイ濃くする感じですね。
そうすれば2015年との比較でパワーが下回っている3400rpmから4500rpmあたりでも当時の結果を超えられそうです。
ここまでくれば後は微調整でイケルはず。
ナップスの幸浦店のシャシダイナモはFUCHS製のやつです。
測定してもらうとパワーチェックだけ(ほかに空燃比の測定などもある)だと\3000+消費税です。
たまには測定してもらうといいかも。
今回の測定では担当してくれたお兄さんに褒めてもらえましたよ。
また4年後に来ますってことでお礼を言って終了でした。
兎に角、ようやくやりたいことができて、結果もデータで確認できて超満足です。
今回、相当なレベルに仕上がったと自負しております。 (^_^)v
ただ…
冷静に考えると200ps超の最新リッターSSと比較すると半分以下なのよ・・・
これだけ頑張っても96psってことを思うと馬力が欲しけりゃ乗り換えた方が早いっていうのもまた真実・・・
いやいや、身の丈に合ったバイクで楽しく走ってるんだから良しとすることにしよう。
まだまだ走り続けますよ!
とりあえずこんな感じという事で。

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これを使っています
雨の週末にのんびりとブログの更新です。
例によって更新が遅くてリアル世界から2週間遅れですけどねw
色々やってるV11君。
サブコンの設定もかなり煮詰まってきたので体力測定をしてみることにしました。
測定は6月の中旬、場所はナップスのベイサイド幸浦店で測定しました。
結構イイ感じの結果になりましたよ。
正直なところ今の仕様ではほぼベストじゃないかと。
過去何度か測定しているので、時系列で結果を並べてみようと思います。
1.最初の測定
サブコンのRapidBikeを装着した時の測定結果です。
RapidBikeの輸入元であるJAMというチューニング屋さんで取り付け、セッティング、測定をしてもらいました。
取付けてもらってバイクを受け取ったのが2011年1月15日でした。
その時の結果がこれ。本邦初公開ですw

青線:ノーマル + レオビンチスリップオンマフラー
74.9ps@7500rpm 8.5㎏・m@5600pm
赤線:Rapid Bike RB2 + レオビンチスリップオンマフラー
81.1ps@8100rpm 8.9㎏・m@5500rpm
74.9→81.1psなので+6.2psで8.3%のパワーアップですね。
この時、エンジンに関連するモデファイはレオビンチのスリップオンのマフラーに変えただけで、エアクリーナー、プラグその他ノーマルの状態でした。
セッティングしてもらったマップは低回転域は全体的に増量、高開度、高回転域は絞っていて、噴射量の調整だけでこれだけのパワーアップになりました。
メーカの設定は低回転域は排ガス規制対策で薄くせざるを得ず、高回転は安全サイドに振っていて、それなりに濃いセッティングにしているという事なんでしょうね…
サブコンで燃調合わせた状態でのインプレッションは
・4000rpmあたりの谷が感じられなくなった
・ノーマルは6000rpm超えると振動が多く、力なく回っているだけという感じだったのに対して調整後は8000rpmまでスムーズに回るようになって、パワーアップした印象。高回転でも力がある。
という印象でした。
ちなみにカタログスペックは91ps@8200rpm、9.6kg・m@5400rpmだと思います。
思いますというのはオーナーズマニュアルには記載ないようで、いろいろな資料見ても書いてあることがバラバラでイマイチ自信ないんですよ・・・
今まで馬力なんかのカタログスペックをあまり気にしてこなかったというのもありますが、改めて自分のバイクのスペックを書こうと思ってもはっきりしないというのも情けないですねぇ・・・
正解をご存知の方がいたら教えて欲しいです。
2.2015年4月27日の測定
そして時は流れ、2度目の測定をしました。
測定をしたのは今回と同じナップスのベイサイド幸浦店。
この時の仕様はこんな感じ↓だったと記憶しています。
・レオビンチスリップオンマフラー
・エアクリボックス開口部拡大+SFスプリントエアフィルター
・V-UP16
・デンソーイリジウムプラグ
・レデューサー
・RapidBikeはカンで作ったマップを使用

3回測定しているのですが、ベストが赤の線で、83.0ps@7299rpm 9.4㎏・m@5645rpmとなってます。
最初の測定とは測定機が違うので、何とも言えませんが、 81.1ps@8100rpm→83.0ps@7299rpmと僅かにパワーアップ。
この時はまだA/F計は導入していなくて、RapidBikeの設定はなんとなくの感覚で適当にやったものでした。
エアクリーナー変えてるのだから、ちょっと濃くした方がいいよねっていう程度でした。
RapidBikeにはレブリミットを変更する機能があって、ノーマルでは8000rpmのリミットを9000rpmまで上げることが出来ます。
最初の測定は9000rpmの設定だったようですが、その後は8000rpmに戻していました。
トルクピークが5500rpmだし、9000rpmまで回すより6500rpmとか7000rpmでシフトアップする方がつながりがいい気がしていたのです。
実際、今回改めてグラフをみてもJAMで計った最初のグラフの赤いラインで80psに届くのが7200rpmでそこから8100rpmのピークまでで+1.1psで、その間トルクはスーっと下がっています。エンジンの特性をそれなりに感じ取っていたようですね。
さすがオレ!ちゃんとエンジンの美味しいところを使っていたってことが確認できてちょっと嬉しい感じ。
3.今回の測定
こちらの青いラインが今回の結果。
91.1ps@7528rpm 96.2N・m@5614rpm

圧巻の90ps越え!
ノーマルから比較すると実に16ps以上のパワーアップ!!!
いや素晴らしい。
赤いラインが2015年4月の結果で、ナップスのお兄さんが過去のデータを検索して比較してくれました。
前回と比較しても5spのパワーアップで、こちらは同じ測定機での比較なのでそれなりに信頼できる感じですかね。
ちなみに仕様は↓の感じ。
・レオビンチスリップオンマフラー
・K&Nエアクリーナー
・V-UP16
・NGK ノーマルプラグ
・レデューサー
・ウオタニSP2パワーコイルキット
・RapidBikeのマップは空燃比計+データロガーで真面目に調整
・RapidBikeレブリミット設定 8500rpm
空燃比計とデータロガーを導入してある程度燃調を最適化できたことが大きと思います。
2015年の測定の時はSFスプリントのエアフィルターに変えていいたんだけどその際に高回転で燃料増量していたんです。
たぶん+2%とかだったと思うけど、その後空燃比計を付けてみたところ結構濃い状態っだったのですよ。
ディスプレイには11台の表示が結構出ていました。
当時は、やっぱり感覚で合わせるのはちょっと難しいなぁ、と思いましたね。
それが今回はK&Nのフィルターでの最適化が出来たってことだと理解しています。
それから5psのうちの2psくらいはウオタニのお陰なんでしょうね。
できればそれぞれの効果を知りたかったけどまあいいやね。これだけパワーアップしているのだから。
そしてこちらが今回2本測定した結果を比較したもの。

青いラインが先ほど示したデータでRapidBikeの加速ポンプ機能をONにした状態で測定したもの。
赤いラインは同じマップで加速ポンプ機能をOFFで測定した結果。
ちょっと微妙ですが線一本分上回っている感じで、加速ポンプはそれなりに効果あるようです。
今年に入ってからいろいろやり直してエンジンは過去最高と思っていましたが、データで裏付けられたって感じですね。
よかったよかった。
最後にいつものデータロガーのログデータがこれ。
ナップスのお兄さんに無理をいってデータロガーを操作してもらいました。
先ほどのグラフの青いラインのログデータになります。



開度20%、80%のセルが薄くなっているので、加速ポンプの感度を上げるか、ベースのマップを濃くするかした方が良いようです。
それから全開状態での2778rpmから5333rpmあたりまでももうチョイ濃くする感じですね。
そうすれば2015年との比較でパワーが下回っている3400rpmから4500rpmあたりでも当時の結果を超えられそうです。
ここまでくれば後は微調整でイケルはず。
ナップスの幸浦店のシャシダイナモはFUCHS製のやつです。
測定してもらうとパワーチェックだけ(ほかに空燃比の測定などもある)だと\3000+消費税です。
たまには測定してもらうといいかも。
今回の測定では担当してくれたお兄さんに褒めてもらえましたよ。
また4年後に来ますってことでお礼を言って終了でした。
兎に角、ようやくやりたいことができて、結果もデータで確認できて超満足です。
今回、相当なレベルに仕上がったと自負しております。 (^_^)v
ただ…
冷静に考えると200ps超の最新リッターSSと比較すると半分以下なのよ・・・
これだけ頑張っても96psってことを思うと馬力が欲しけりゃ乗り換えた方が早いっていうのもまた真実・・・
いやいや、身の丈に合ったバイクで楽しく走ってるんだから良しとすることにしよう。
まだまだ走り続けますよ!
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