レーサーズ外伝 クリスチャン・サロン

    どうもこんばんは。


    緊急事態宣言が全国に拡大適用されて最初の週末。
    土曜日はすごい雨と風で一歩も外に出ませんでした。
    もう、ホントにコンビニすら行かないという感染拡大防止としてはこれ以上ないという一日を過ごしました。
    引きこもって何をしていたかというと、先日購入したこれ↓を読んでいました。
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    クリスチャン・サロン、好きだったんです。


    WGPを見始めたのがいつ頃だったのか忘れてしまいましたが、中学の頃?テレビ東京でモーターランドっていう番組をやっていいました。
    国内外の2輪、4輪のレースの映像をダイジェストで流すような番組だったと思いますが、その番組でWGPというものを知ったように記憶しています。
    そして当時はモーターランドがGPの映像を見ることが出来る唯一の機会でした。
    平忠彦がサンマリノGPで優勝してゴールラインを超えた直後にガッツポーズしながら走っているシーンを放送していたんだけど、それが今でも印象に残っていますね。
    それから少したって、バリバリ伝説なんかも読むようになって、なんとなくバイクかっこいいなぁ、乗ってみたいなぁと思うようになったのが´87年とか´88年頃だったと思います。


    こんな風に自分がバイクに興味を持ちだした時代だったからかもしれないけど、80年代後半から90年代中頃までってWGP(今はMotoGPですが)が一番盛り上がっていたと思うんです。
    なんと言っても役者がそろっていました。
    ローソン、ガードナー、レイニー、シュワンツ、それからケビン・マギーとか。
    現在のMotoGPではマルケス、ロッシ他ヨーロッパ出身のライダーが強いですが、当時はアメリカ人とオーストラリア人が一大勢力を築いていて、表彰台も彼らが独占していたようなイメージがあります。
    そんな中でロン・ハスラムとかニール・マッケンジーなんかのヨーロッパ出身のライダーの中で一番速かったのがクリスチャン・サロンでした。
    特に´88年はシーズン中盤で5戦連続でポールポジションですからね。
    もちろん、当時はインターネットなんかなくて毎月発売される雑誌くらいしか情報源は無かったのですが、それでも今の自分が覚えているくらいなんで、結構なインパクトがあったんだと思います。

    とにかくリーンウイズ~リーンインのライディングフォームがカッコよかったのね。
    最後のころはハングオフもしてましたけど。

    深いバンク角で高速コーナーを走るサロンのライディングは憧れでした。まさに人車一体。
    大学生の頃はジムカーナの真似事っぽいこともやっていたのですが、バイクの上であまり大きく体を動かさずに、スムーズに最大バンク角まで寝かせるにはどうしたらよいか、深いバンクで安定して旋回するにはどうすればよいか、バイク雑誌の写真をひたすら眺めていましたね~。
    ジムカーナではあまりハングオフってやらないですから、必然的にサロンの写真をよく見ていました。


    まあ、自分の話はどうでもよいのですが、今回のレーサーズ外伝を読みながら30年前のことが懐かしく思い出せたのと同時になんとなく楽しい気分にもなれました。
    全体を通して興味深い内容でしたが、特に最後のサロン本人へのインタビューは必読って感じです。
    サロンの考え方、メンタリティとかへぇーって感じだったし、サロンのYZRの話とかタイヤの話などは僕にとっては初めて知る内容で、全く飽きずに最初から最後までイッキ読みでしたw


    レーサーズはハード面に焦点を当てる雑誌ですが、こんな感じで人物にスポットライトを当てた内容も良いですね。

    今回のレーサーズ、自分があこがれていたライダーという事もあると思いますが価格以上の内容で大満足でした。
    ケニー・ロバーツなんかはインタビュー記事も時々目にすることはありましたが、サロンの記事なんてほとんど見たこと無かったしね。
    それにサロンファンでなくても80年代後半のWGPやGPライダーに興味のある人は読んでみても面白いと思います。
    サロンが他のライダーをどんなふうに見ていたのか、自分のライディングや立ち位置をどう見ていたのかっていう部分についても彼のコメントや解説なんかからも推し量ることが出来ますよ。

    これを読んでなんだか昔みたいにサロンのライディングをまねてみたくなりました。
    もちろん転ぶわけにはいかないのでバンク角は浅めになりますが、そこは気分の問題という事で良しとしたいと思います。


    とりあえずこんな感じということで。



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    オフロードビレッジのモトクロスごっこに参加した件

    前回の続きです。
    オレンジ村オートキャンプ場でキャンプをしたのが11月11日~12日。
    12日の朝、キャンプ場を出発して向かった先は川越。
    実は翌日にWestpointさんというバイク屋さんが主催する「モトクロスごっこ」に申し込んでいました。

    モトクロスごっこはレンタルのバイクで一日オフロードコースを走れるスクールです。
    バイクだけでなく装備もレンタルできるので僕の様にオフロードバイクに縁のない人も比較的参加しやすいスクールです。
    以前から一度行ってみたかったのですが、なかなかチャンスがありませんでした。
    今回、11/13の水曜日にスクールがあることが分かり、予約をしてみました。


    さて、10:00過ぎにキャンプ場を出発したわけですが、この日やることは単に房総半島の先端から川越まで移動するだけ。
    別に急ぐ必要もないので、前日に引き続きオール下道でぶらぶら走ります。
    6時間近くかけて川越の健康ランドに到着。風呂につかって仮眠室で爆睡。

    翌日は朝8:30にWestpointのクラブハウスに到着。受け付け後、メット、ウエア、グローブ、ゴーグルを選んで着替えます。
    クラブハウスからコースまでは歩いて7-8分です。
    IMG_20191113_092741.jpg


    コースに移動してからブーツとチェストプロテクターを選んで準備完了。
    その後、いよいよスクール開講です。
    スクールの主催者かつインストラクターは元モトクロス全日本チャンピオンの福本さんという方で、スクール自体も福本さんの仕切りで進行します。
    それからこの日はスペシャルゲストとしてダートラ界の有名人の大森選手が講師として参加していました。
    というか、ワタクシは失礼ながら大森選手のこと知りませんでした。
    家に変えて検索したらもう衝撃的な映像が山ほど出てきましたよ。
    ぜひ検索してみてください。
    大森選手のHPはこちらです。


    最初のあいさつでスクールの歴史とか趣旨とか、もうすぐ受講者数が90000人(!)になるとかの説明がありました。
    簡単なミーティングの後、準備体操で体をほぐします。
    ここは手を抜かずにしっかりやった方がいいですね。
    実際僕はちょっと痛い目を見ましたw

    準備体操で体がほぐれたらさっそくバイクに乗ります。
    バイクはXR100(かな?100㏄と言っていたことは確か)で、最初はフラットな広場にパイロン2本をおいてぐるぐる走ります。
    最初はブレーキ無から。次にリアブレーキあり、足を出す、足を路面に当てて擦るって感じで段階を追って練習します。
    スピードもだんだんアップしていきます。

    途中、福本さんに呼び止められて、「あなたのバイクはリアタイヤの空気圧が低いから空気入れてもらうように」といわれたんですね。スタッフのところまでいって空気を入れてもらったら、あら、びっくり!! メチャメチャ走りやすくなりました。
    さすがにすごいですねぇ

    このパイロンぐるぐるの練習で3回転倒してしまいました。
    いずれも立ち上がりでアクセル開けすぎて後輪からスリップダウンだったのですが、最後の転倒で左足首を捻ってしまい、痛みをこらえながら走るハメになってしまいました。
    ブーツがちょっと大きめで、ブーツの中で足が動いたというのもあったと思います。

    昼食を挟んで最後はスタンディングでのコーナリングまでやりましたが、これはさっぱりできませんでしたw
    スタンディングまで終わった後は場所を変えてコース内の小さな起伏を使ってジャンプの練習。
    はじめは恐る恐るでしたが、すぐに楽しくなりました。スキーでちょっとした起伏やこぶを飛ぶのと同じ感覚ですね。
    最後は大ジャンプをしたつもりになってそれなりに満足。15㎝くらいは飛んだと思います。

    そして全日本モトクロスも行われるコースに入って5?6周?
    やたら深い轍があったりしてもう必死で走りましたw
    最後に原っぱのようなところに移動して整地していないような場所を走ったり、1m位の崖を登ったり下ったり。

    特に崖の登りでは覚悟を決めて2速でアクセル開けながら中腰で突っ込んだのですが、案ずるより産むが易し?するっと上り切ってしまいました。
    オンロードバイクでは絶対走れないような場所も難なく走れるのはとても不思議な感じ。
    ちょっとサスのストロークが長くて軽かったりするだけかと思いきや、全く別の乗り物って感じですね。

    ここで福本さんと大森選手のデモンストレーションを見せてくれましたが、これがすごかった。
    特に大森選手は午前中の練習でもお手本を見せてくれましたが、あの走りを生で見ることが出来たのはラッキーでした。
    一体どうなっているのか、なぜ転ばないのかさっぱりわかりません。

    3時過ぎでしたでしょうか?終わった時は結構ヘロヘロでした。
    装備とバイクのレンタル日込みで1日12000円+お弁当代800円(?だったかな?)は格安です。
    コスパかなり高いと思います。
    メチャメチャ充実感も感じられて大満足でした。

    バイクを洗っている人が大森選手です。男前でライテクも世界レベル、うらやましいです。
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    さて、ここまでは思い切って参加してみたらとっても面白かったという話です。
    ここからは参加するまで疑問に思っていた「ごっこのレベル」について感想とスクールの雰囲気について書いてみます。

    冒頭に書いたようにこのモトクロスごっこ自体は随分前から知っていたのですが、なかなか申し込みの決断ができませんでした。
    理由は「ごっこ」とは言うもののオフロードバイクなど乗ったこともない自分が参加しても大丈夫かイマイチ判断が出来なかったからです。
    こんな風に思っている人って結構いるのではないでしょうか?
    そもそも自分のレベルというのが分からない訳ですよね。
    それなりのお金を払って、全然できないことを半泣きで一日中やり続けるのも辛いものです。
    できる人基準でみるか、できない人基準で見るかで”ごっこ”なのか”ガチハードスパルタスクール”なのか評価が分かれます。
    あたりまえだけど。


    今回たまたま平日だったので参加者も少なくて他人様に迷惑をかけることもないかなぁという読みもあり、思い切って参加してみたわけですが、結論としては
     1.オフロードバイクで林道ツーリングとかの経験がある人からすると間違いなくお手軽ごっこ
     2.免許取りたてのレベルでは参加は見合わせたほうが良い気がする
     3.オフロードバイクでオフロードを走ったことがない、という場合は結構ハード
       *さすがに走れないほどではない
    という事になると思います。

    自分は3のパターンですが、例えば今回乗ったバイクはシフトペダルやブレーキペダルの位置(高さ)なんかがオンロードバイクとは結構違っています。ステップには常に足先を乗せ、シフト(ブレーキ)操作のたびに踏みかえるのが正解らしいのですが、2速で走りながらうっかり土踏まずをステップを乗せていて、たまたまシフトペダルを靴底で触ったりすると瞬間的にギアがニュートラルに入って転びそうになったりします。
    シフトアップは足全体を使って、ペダルの下に足先をいれて入れて太ももを/膝を持ち上げるようにしてペダルを掻きあげるように操作するのですが、慣れるまではシフト操作も一苦労でした。
    家に帰ってから思い返してみるとオフロードブーツは固いので足首を自由に曲げられないから、と聞いたような記憶があります。

    それから今回は11月の気温で、路面も走りやすコンディションでしたが、最後はかなりヘロヘロでした。
    真夏だと体力的に相当ハードでしょうし、雨上がりで路面が悪かったりしたら運転の難易度はけた違いだと思います。

    ここまで書いてきたように練習メニュー自体はオフロード経験なしでもなんとかついていけるレベルでした。
    ただ、出来ても出来なくてもどんどん次のメニューに進んで行きます。
    特定の課題を徹底的に練習するという訳にはいかないですね。
    それから福本さん自身もチャンピオンまで取った”できる人”なので、ちょっとした言葉の端々に「なんでできないのかなぁ~」的なニュアンスを感じてしまいました。
    最近のコーチングとか褒めて伸ばすとかそんなイメージではないかな。
    「どうせ遊びなんだから崖のぼりなんて怖かったら辞めればいいよ」とか「パイロン回る練習を続けたかったら午後も気のすむまでやればよいよ」という感じはないですね。
    まあ、これはそもそもスクールのコンセプトやカリキュラムの話なので筋違いな話ですね。


    いろいろ書きましたが、上手く出来なかった自分のひがみ根性もだいぶ入っているということで許してください。
    別の視点で見ると、個人事業主としてバイクの販売から土地の取得(所有しているのか借地なのかはわかりません)、レースコースの整備、モトクロス大会の招致、運営などその活動や実績は賞賛に値すると思います。
    チャンピオンを取った後、オフロードバイクの世界を広げるという事に注力されているという事でしょうが、並大抵のことでは出来ないですよね。
    レースの時なんか渋滞とか騒音とかの問題が必ずある訳で、近所へのあいさつ回りとかで良好な関係を作っておかないと長くは続けられないはずですよね。
    これからも是非長く続けて欲しいと思いました。

    これを書きながらまた参加してもいいかなぁと思い始めています。
    良いスクールだったという事なんでしょうね。


    とりあえずこんな感じという事で。


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    ライダーズカフェ?アメリカンダイナー? NOBHILL MOTOR CAFE に行ってきた件

    Yahooブログがサービス終了するというアナウンスが流れましたね。

    いくつかのYahooブログをお気に入りに登録して、定期的に閲覧しています。
    ブログを見みてみると、「どのブログサービスに移行するか迷っている」とか「この機会にブログは終了だ」とか皆さんいろいろのようです。
    ちょっと前にはGoogle+も終了が発表されましたよね。
    ブログとかSNSのサービスも淘汰が始まったということなのでしょうか?
    その辺の業界事情には疎いのですが、少なくとも更新が止まっているブログはサービス終了と同時にネットから消えてしまう気がします。
    折角の情報なのにもったいないなぁと思います。
    個人のブログ自体がオワコンと言われて久しいですからやむをえないのかな?

    で、いま、FC2ブログが終了になったらどうするか?って思いましたが別のブログサービスに移ることを考える気がしますね。
    世の中としてはオワコンでも個人的には匿名ブログがちょうどよい感じなのです。
    何度も書いているように備忘録としてのブログなのでもう少しは続けるかな。

    別の選択肢としてはFacebookっていうのもあるけどちょっとそんな感じじゃないんですねぇ。
    一応アカウントは持っているのですが、誰からも見つからない設定にしていますw
    だって、ちょっと探すとリアル世界の上下、前後、左右の関係者がどんどん見つかるんですよ。
    もちろん、積極的につながりたい人もいますが、ダークサイドの方が圧倒的に・・・
    ただでさえ毎日ぐったりしていて、そっとしておいて欲しいのに。

    という訳で、少なくともこのブログはもう少し続けると思います。
    いつまでか?飽きるまでかな(笑)


    前置きが長くなりましたが、土曜日の午後からKSRでツーリングしてきた話を少し。
    土浦に「NOBHILL MOTOR CAFE」というお店があり、今回はそこに行ってきました。

    午前中仕事をして午後から出発です。
    まずはR51を南下して霞ヶ浦を目指します。
    途中、R354を右折して霞ヶ浦の湖岸を走りながら土浦駅方面に向かって走ります。
    IMG_20190302_142752.jpg

    土浦の駅をかすめて、県道24号線をつくば方面に走ります。
    R6を超えるとすぐに今回の目的地、「NOBHILL MOTOR CAFE」があります。
    ライダーズカフェというかアメリカンダイナー的なレストランでバイクが好きなオーナーさんが3年位まえから始めたお店らしいです。

    スペアリブとポーク、ポテトなんかのワンプレートをオーダーしました。
    写真ないけどスペアリブがおいしかった。

    食後、コーヒーを飲みながらオーナーさんとお話しタイム。
    実はオーナーさんはMotoGuzziのQuotaを所有されているのです。
    実際、Quotaって見たことなかったのですが、どうやら福田で正規輸入されたのは47台のみだったとかで・・・
    どうりで見かけない訳ですね。
    エンジンがV11と同じで、最初期型のみキャブで日本に入ってきているのはインジェクション仕様なんだそうです。

    コーヒー飲みながらひとしきり話した後で、Quotaの実車を見せてもらいました。
    レストランの横に整備スペースと車両保管のガレージがあって、なぜかQuotaが2台。
    47台中の2台が土浦にあるというのはもはや奇跡?1台は売り物らしいですけど。
    Quotaのほかにもかなりのお宝級バイクが何台か保管されていました。

    Quotaは見慣れたエンジンにやたらデカいフロントタイヤで不思議な感じでした。
    スイングアームはリンク機構が付いていましたが、これも新鮮。
    ホイールトラベルを稼ぐためなんだろうけど、V11にもつけたくなりましたw
    他にもいろいろ違いがあって面白かったです。

    眼福でした。
    オーナー様、ありがとうございました。
    IMG_20190302_165718.jpg

    これまた何度か書いていますが、食レポのセンスはないので上手く伝えられませんけど、スペアリブはホントにレベル高いと思いました。
    おすすめです。


    とりあえずこんな感じということで。

    PICマイコンの開発環境を移行した件

    ちょっと更新をサボってしまっていました。

    久しぶりの更新なんですが、今回はいつにもましてたらたら長いです。
    最初にお断りですが、直接バイクの話でもないので飽きたら途中離脱していただければと思います。




    更新が滞っていた理由は仕事が年度末でバタバタしているということと、もう一つ、PICマイコンと自作のソフトウエアがらみでハマっていて時間を取れなかったこと。

    KSRのCDIを自作しているのはこのブログでも何度か記事にしていますが、V11用のデータロガーも自作をしていまして、インジェクションのセッティングに使っています。

    どちらもCPUはMicrochip社のPICマイコンでミッドレンジ 16ビットファミリと呼ばれている中のPIC24Fシリーズというものを使っています。

    PIC24FはPIC24シリーズ(ほかにPIC24HとかEとかがある)の中では処理速度は一番遅いのですが、それでもスペックとしては16MIPSもあって2サイクル/単気筒のバイクの点火制御くらい楽勝です。というか、かなりオーバースペック。
    データロガーの方は100msec周期でエンジン回転数とTPSとAFRのアナログ電圧をA/D変換して取り込むのと、GPSモジュールからの緯度経度、標高、速度他を取り込んでSDカードに記録させています。
    あとからログデータをグラフ化してインジェクションのセッティングに使うわけです。

    要は、今のバイク生活にはなくてはならないものってことです。


    もう一つ、今日の話題の前説をします。
    電子工作を始めたはたぶん2010年ころだったと思います。
    当時、Windows XPのノートPCを買って、開発環境を整えてプログラムを始めたのですが、時は流れ、XPはサポート終了して久しく、Microchip社の開発環境もどんどん新しくなっています。
    XP機での開発環境はMPLAB IDEというソフトを使っていました。これはずいぶん前に開発終了となっていて新しくMicrochip X-IDEというプログラムに代わっているんですね。
    移行したほうが良いかな~とは思っていたのですが、大仕事になりそうで今まで手が付いていませんでした。
    ただ、さすがにそろそろ変え時かなーってことで1年半ほど前から重い腰を上げていろいろと準備をしていました。


    さらに前説その3です。
    開発環境の乗り換えを始めると予想通り一筋縄ではいきませんでした。
    新しいソフトをインストールして、古い環境で作成したプロジェクトをインポートをしてビルド、PICKit3というMicrochip純正の書き込み器でソフトを書き込んでイッチョあがりっていうのを期待していたのですが、当然のようにムリムリモードに突入。

    まず、コンパイルが通りません。
    これはCコンパイラもC30というのからXC16というのに変わっていたりいろいろあるようで、ネットで調べまくってようやく解決。
    コンパイルエラーがなくなってビルドできたと思ったら、今度はPICKit3を認識しません。
    PICKit3のハードが古いとダメという情報をもとに調べてみても問題なさそうだし、ファームウエアが古いと認識しないという情報があって、更新してみたりしても変化なしだったり。
    ところが何か月ぶりかで再トライしてみたらあっさり認識して書き込みまでできたり。
    とにかく何が何だかさっぱり…

    ただ、どうにかこうにかCDIのプログラムは新しい環境で開発できるようになっていました。
    ここまでに1年くらいかかっています。


    前置終わり。長くてすみません。
    残ったデータロガーのプログラムなんですが、ここからが今日の話題となります。

    CDIのプログラムと比較するとデータロガーの方が数段複雑なんですね。
    CDIがレベル3とすると、レベル100くらいなイメージでさらに気が進みませんでした。
    まあ、いつまでも古いPCを使い続けるのもね、ってことで今年の正月休みに意を決して始めたわけです。
    結果、この前の日曜日にようやく新環境でまともに動くソースコードになりました。
    いや~長かったですわ。まじで。

    仕事終わってから毎晩必死でデバックしていました(笑)。
    プログラムの達人にとっては何て事ないことないんでしょうが、もうとにかく面倒。大変。
    10週間かかってようやく新環境に移植することができました。

    SDカードを制御するファイルシステムとかUSB関連の処理関数群がMAL(Microchip Applicaton Library)っていう名前で提供されているのですが、これまた大幅バージョンアップされていて全く別物のようになってたりするわけです。
    新バージョンに対応するのが一苦労でした。

    小さいPCがこれまで開発用として使っていたXP機で今回ようやく引退させられそうです。
    s-DSC_1548.jpg


    データロガーの基板はこんな感じです。これは動作チェック用のもので、同じものがV11に搭載してあります。
    オレンジの線がエンジン回転数のパルス。別のPICマイコンで500回転~15000回転くらいまでのパルスを出せるようにプログラムしてあり、デバックの際はそれを入力しています。

    実機での回転数の検出はプラグコードに取り付けたCTを使っています。
    CTの出力をフォトカプラで電圧に変換、PICに入力しています。
    s-DSC_1543.jpg

    データロガーのモニタ用LCDの表示です。
    室内でのテスト用なので、エンジン回転数のパルスは前述のとおり別のPICマイコンから入力しています。
    それからGPSアンテナがつながっていないので、時速999㎞/hの表示になっています。
    TはTPSの電圧値を開度に変換した値で、スロットル全閉~全開を0~100%で表示します。
    Aは空燃比で空燃比計のアナログ出力をA/D変換した結果です。
    この状態でログスイッチを押すと100msecごとにカンマ区切りのCVS形式でデータを記録していきます。
    s-DSC_1546.jpg

    ログファイルをPCにコピーするのはUSB経由です。
    USBケーブルを接続するとPC側がPICをMSDデバイスとして認識、ファイルの読み書きができるようになります。
    s-DSC_1544.jpg


    PC側でログファイルをグラフ化しています。
    QlikViewというソフトでグラフを書かせるとこんな感じになるのです。
    qv.png

    TPSと回転数のグラフです。
    てろ~っと走った時のアクセルと回転数の関係で、これにAFR値を重ねて濃いとか薄いとかいろいろやっております。
    s-qv1.jpg

    以上、本日のお話でした…


    ……

    すみません。なんのオチもないですがお許しください。
    まー、とにかく苦労しましたとうお話です。
    よくやったぞ、オレ!ということで現在の自分から未来の自分に向けたPR記事でした。

    とりあえず、こんな感じということで。




    新型車たち

    タイヤ交換で行ったラフアンドロードでSP忠雄のマフラーの展示をやっていました。

    車両装着状態でお願いすればエンジン掛けてもらえるのとのことで、一通りお願いしてきましたよ。

    まずはMT-09。
    よい音でした。が、なんか塗装の質感とか、色使いとかの方が印象に残りました。
    なんとなくモビルスーツっぽい印象で、出撃したくなる感じでした。
    s-DSC_1288.jpg

    それからXSR700。
    最初900と勘違いしていました。空ぶかしで3000回転超えると音質、音量が変わってやる気感があふれてくる感じでした。
    パッと見、サイレンサーの容量少なそうですが、アイドリング~3000回転くらいまで静かでよさそうな印象を受けました。
    s-DSC_1283.jpg

    こちらはCBR。
    結構低音でよい音でした。サイレンサーがカーボンだと柔らかいので低音がでやすいそうな。
    言われるとなるほどね~って感じです。
    s-DSC_1286.jpg

    s-DSC_1293.jpg


    それからこれ。
    s-DSC_1294.jpg

    全然違和感なかったです。
    さすがホンダと思いました。
    こういうところはやはり新しいバイクはいいですね。
    スロットルケーブルのメンテとか取り回しとかネチネチ重箱の隅をつつきたくなるのはスロットルケーブルがあることが原因なわけで。

    なくしてしまえばそんな面倒なことともオサラバです。ハイ。
    後は、違和感なく扱えるように作りこんであれば何の問題もないんです。
    ワイヤーでスロットルバルブ動かす印象のまま、電子制御スロットル化できて、使いたいときにクルーズコントロール使えるのが良いと思うんですが、、、

    そんなのがあればV11にもつけたくなりますね。
    1日高速道路走り続けるときとかクルーズコントロールがあると疲労が全然違うと思うんですよね。

    どうなんでしょうかね。。。

    なかなか新しいバイクに触る機会もないので、それなりに楽しめました。

    とりあえず、こんな感じということで。